Seminar in Linguistics I

Numbering Code U-HUM23 28371 SJ37 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year From 1st to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.4
Instructor name MORITA TAKAHIRO (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 言語現象を研究対象とし,論文を書くためのアプローチを学ぶことを目的とする.特定の理論に偏ることなく,音声学・音韻論,形態論,統語論,意味論・語用論,心理言語学,言語類型論,社会言語学などの諸分野にかかわる論文を読むことで,言語学的に議論を組み立てていく方法に親しむ.
Course Goals ・言語事実を証拠として議論を組み立てていく方法が身につく.
・言語学内の諸分野の性質を概略的に理解し,自身の興味のある現象に適切なアプローチを選択できるようになる.
Schedule and Contents 履修者の人数および興味のある分野に応じて実際に刊行された論文を読み,その議論の方法や妥当性について議論する.

実際の言語現象は複数の分野にまたがることが多いため厳密な区分けは難しいが,言語のある側面に着目した「音声学・音韻論」「形態論・語彙論」「統語論」「意味論・語用論」といった主要分野だけではなく,心理言語学や社会言語学といったアプローチによる文献も扱い,それぞれ2~3週かけて検討する.

演習形式で分担を割り当てるので,担当者には内容を要約して報告してもらう.
Evaluation Methods and Policy 担当回の報告内容や普段の授業への参加度(60%)と,レポート(40%)に基づく.レポートは独自の考察がどの程度なされているかを重視する.
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) ・担当でない論文もあらかじめ読んで疑問点等を自分で整理しておくこと.
PAGE TOP