Epistemological Human Studies I

Numbering Code U-HUM14 11221 LJ34 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year From 1st to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.2
Instructor name AOYAMA TAKUO (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course  世界の事物を認識するうえで、言語はきわめて大切な道具です。ある意味では、私たちは言語を通して初めて、世界を「見る」ことが可能になります。本講義では言語と認識との関係について、おもに分析哲学のさまざまな知見を解説する予定です(必要に応じて、論理学の入門的なお話しもします)。『分析哲学講義』(ちくま新書)を参考書として講義を進めつつ、同書に記されていない多様な研究成果も、随時紹介していく予定です。
Course Goals  分析哲学の基礎的な知識を得るとともに、言語と認識との関係について、さまざまな観点から理解を深める。
Schedule and Contents  下記のテーマに沿って、言語と認識との関係を考えます(授業の進行具合に応じて、どのテーマに何週をあてるかを変更する場合があります)。

1.ガイダンス・分析哲学とは何か(第1週~第2週)
2.言語の「意味」の客観性(第3週~第5週)
3.名前と述語の機能について(第6週~第8週)
4.文脈原理と全体論(第9週~第11週)

第15回:フィードバック
5.可能世界と形而上学(第12週~第14週)
Evaluation Methods and Policy  レポートにて成績を評価します。採点基準はやや厳しめで、講義内容を十分に理解しているかと、自分の考えを論理的に説明しているかを中心的に評価します。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review)  授業前の予習はとくに必要ではありませんが、授業後の復習は十分に行なってください。
References, etc. 分析哲学講義, 青山拓央, (筑摩書房)
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