Seminar of Neuroscience on Human Memory B

Numbering Code U-HUM21 38299 SJ30
U-HUM21 38299 SJ46
U-HUM21 38299 SJ63
Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year 3rd & 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.3
Instructor name TSUKIURA TAKASHI (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course ヒト記憶に重要な脳領域である側頭葉内側面(海馬・海馬傍回)や前頭前野,およびその周辺の心理過程(情動や社会的認知,加齢など)に関連する扁桃体や大脳基底核などの機能に着目し,最新の脳機能イメージング(fMRI等)研究や脳損傷患者に対する神経心理学的研究を紹介・解説することによって,ヒト記憶を担う脳メカニズムを理解することをめざす。
Course Goals ・ヒト記憶機能を担う脳内機序を理解する。
・脳機能イメージングの解析手法を丁寧にフォローすることで,多様な解析方法の実際を理解する
・プレゼンテーションを通して,相手に「伝わる」発表とはどのようなものか,どのような資料を作成すれば良いのかを理解する。
・英語論文を詳細に読み解くことを通し,科学論文の読み方を習得する。
Schedule and Contents 受講生による研究目的に関連した研究論文の紹介・解説を中心に実施する。研究方法やその結果を単純に理解するだけでなく,自分の研究と照らし合わせて論文のストーリーに対して批判的な見方をできるような力を養う。
参加者には,毎回事前に演習で紹介する論文・総説をメールで連絡する。フィードバックを含めた全15回の授業を実施する。

第1回:オリエンテーションおよび論文紹介ローテーションの決定
第2回以降
第1回で決定したローテーションにしたがって,論文・総説の内容紹介とそれに関する討論を行う。
Evaluation Methods and Policy 平常点(出席状況,発表の内容,ディスカッションへの参加状況)によって評価する。
Course Requirements 「神経心理学Ⅰ」または「神経心理学Ⅱ」を受講していることが望ましいが,必須ではない。また,将来担当教員の研究室に属することを希望する学生は,できる限り受講することを希望する。
Study outside of Class (preparation and review) 授業の前に論文を配布するので,少なくとも抄録だけでも一通り目を通した上で参加することを希望する。
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