Seminar on Comparative Studies of East Asian Thought A

Numbering Code U-HUM41 26260 SJ34 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year From 2nd to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.2
Instructor name OGURA KIZOU (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 【授業のテーマ】 日本哲学史:鎌倉哲学
【授業の概要・目的】 「鎌倉哲学」を構築する。そのための第一歩は、天台哲学の再評価である。いわゆる鎌倉仏教のなかで、天台哲学との関係が明確に議論されるのは日蓮である。しかし、鎌倉新仏教の担い手はほとんど、比叡山ないし天台教学と関係があった。この際に重要なのは、よくとりあげられる本覚思想だけでなく、むしろ一念哲学である。顕密体制論とその批判も含めて、この時代の仏教に関する文献を読む。
Course Goals 日本宗教史・思想史の人物・作品を、哲学としてとらえるとはどのようなことなのか、という思考訓練ができるようになること。そして日本哲学の特殊性と普遍性について理解すること。
Schedule and Contents 授業では、最初の数回で大乗仏教、中国仏教、鎌倉仏教の概説を行い、その次に、以下の思想や人物に関する文章を、それぞれ1~2回の授業で講読していく。
1.天台の一念三千哲学
2.法然
3.親鸞
4.明恵
5.道元
6.一遍
7.日蓮
Evaluation Methods and Policy ①平常点:40% ②期末レポート:60% 
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) できるだけ広く、鎌倉仏教に関する書物や論文を読むこと。
Textbooks Textbooks/References プリントを配布する。
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