Seminar on Region, Space, and Environment I

Numbering Code U-HUM42 26152 SJ39 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year From 2nd to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.3
Instructor name KOJIMA YASUO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 「地域を考える」とは、どのような知的営為なのだろうか。地理学が培ってきた方法や技法の習得を通して、地域に着目する意味と意義について理解を深めることが、この授業の目的である。具体的な地域(2011年度は「亀岡市」、2012年度は「宇治市」、2013年度は「久御山町」、2014年度は「長岡京市」、2015年度は「城陽市」、2016年度は「八幡市」、2017年度は「木津川市」、2018年度は「舞鶴市」、2019年度は「大山崎町」、2020年度は「福知山市」、2021年度は「宮津市」)を定めて、受講生が協同して調査研究を行うことで、地域を考える多様なアプローチに触れる。
Course Goals 地理学の地域調査について、基本的な方法を習得できる。
Schedule and Contents 授業はゼミ・演習の形式で行う。
基本的に以下のプランに従って講義を進める。ただし講義の進みぐあいに
対応して順序や同一テーマの回数を変えることがある。授業回数は15回、最
終回はフィードバック。
第1~3回 地形図を読む/主題図を書く
第4~5回 統計を分析する
第6~7回 地誌・論文・新聞などの文献を利用する
第8~9回 地域問題を考える
第10回  基礎的事項の発表
第11回  巡検を行う
第12回  巡検報告
第13~15回 最終発表
Evaluation Methods and Policy 授業への参加度(ディスカッションと課題への対応70%、最終レポート30%)によって評価する。
Course Requirements ゼミナール形式で行われることから、毎回出席できることを前提とする。また、対象地域を訪問する1日巡検には、できるだけ参加すること。
全学共通科目の地理学関連科目および学部科目「地域空間論」を履修していることが望ましい。
三回生前期での履修を標準とするが、他の学年での履修も可能である。
Study outside of Class (preparation and review) 授業では口頭発表とディスカッションを行うことから、自らのテーマについて準備をして授業に臨むこととなる。また最終レポートとして提出されたものを、受講生の共同報告書にまとめて製本し、受講生と協力を得た行政担当者等に配布する。
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