Seminar on Comparative Studies of Paradigms
Numbering Code | U-HUM41 26169 SJ36 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | From 2nd to 4th year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Fri.4 | |
Instructor name | NAKASUJI TOMO (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | フランス語での文献講読をおこなう。今年度前期は、19世紀のパントマイムの台本を読む。世紀前半の作品と後半の作品を読み比べることで、「白いピエロから黒いピエロへ」とも言われる19世紀フランスにおけるピエロのイメージの変容についての理解を深める。 | |||
Course Goals | 将来の研究のために必要なフランス語の読解能力および文学作品の分析能力を高めることを目ざす。 | |||
Schedule and Contents |
『舞台の上のピエロ ー 19世紀フランスのパントマイム台本のアンソロジー』を輪読する。 このアンソロジーには、ノディエ、ゴーティエ、フロベール、ユイスマンス、ポール・マルグリット、ラフォルグやヴェルレーヌらのパントマイム台本が掲載されている。授業では、このうちいくつかをとりあげて読解を進めていく。また同時に、19世紀のパントマイムについての解説になっている作品のイントロダクションについては、院生に概要を発表してもらう。 また、作品を読み終えた段階で、各自に作品解釈の発表をおこなってもらう。授業の最後には、19世紀前半の作品と後半の作品の比較について議論をおこなう。 1. オリエンテーション 2. 院生による「イントロダクション」読解 3. 台本読解 4. 「作品解釈」発表と検討 5. 読み終えた台本の比較 6. まとめ 各段階について、数回授業をおこなう。 |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点(担当部分の訳および発表内容)によって評価する。 | |||
Course Requirements | フランス語の初級文法の学習を終えていること。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
その回に読む部分について、翻訳をしてくること。 発表の担当のときには、発表の準備をすること。 |
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Textbooks | Textbooks/References | プリント配布 |