Lecture and Exercise on Organic Molecular Structures
Numbering Code | U-HUM50 29242 SJ60 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | From 2nd to 4th year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.2 | |
Instructor name |
HIROTO SATORU (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) SHINBAYASHI TAKUYA (Graduate School of Human and Environmental Studies Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 有機化合物の構造決定、物性解析に必要なNMRなどのスペクトル解析について演習型の講義を行う。講義を通して、知識を身につけるとともに実際の有機化合物の構造解析について論理的に説明できるようになる。 | |||
Course Goals | 実際の有機化学に関する研究に必須である有機化合物の同定方法について基本的事項を学び、これに関連する実験手法を理解する。特に芳香族性や光吸収・発光などのその背景に関する事項を学び、スペクトル解析による実際の研究背景について学ぶ。 | |||
Schedule and Contents |
基本的には、マクマリー有機化学第9版中巻および下巻各章にちりばめられている化合物同定法に従って演習をすすめる。 (1)化合物の同定について(1週) (2)芳香族化合物の同定(2週) (3)アルコール、エーテル、スルフィドの同定(2週) (4)カルボニル化合物の同定(4週) (5)アミン類の同定(2週) (6)NMRスペクトル解析(2次元)(2週) (7)NMRスペクトル解析(異種核)(1週) (8)まとめ(1週) について演習を行い、未知化合物の構造決定について能動的に学ぶ。特に、測定の原理、基本的な事項について知識を獲得できるよう、議論を交えながら双方的な授業を行う。 |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点(出席、演習の取り組み状況)(70%)と期末のまとめレポート(30%)で評価する。 | |||
Course Requirements | 基礎有機化学A・B、構造有機化学入門、反応有機化学入門を履修していることが望ましい。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 各授業終了後に、その日講義した内容について、十分復習を行うこと。理解不十分な点については、参考書その他で自習するとともに、次回の授業の際に質問することにより確認する習慣を身につけてほしい。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | マクマリー有機化学(中)、(下), マクマリー, (東京化学同人), ISBN:4807909134 |