Seminar on Visual Cognition

Numbering Code U-HUM21 28261 SJ46
U-HUM21 28261 SJ63
Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year From 2nd to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.3
Instructor name SAIKI JYUN (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 視覚による認識過程の研究の最近の動向を英語の論文を読むことで学習する。最近のレビュー論文、研究論文を輪読し、研究動向を理解するとともに、英語論文を読みこなす力を身につける。視覚に関する研究を中心とするが、履修者の興味や関心に応じて関連領域の論文も取り上げる。
Course Goals 認知科学の研究を実践するためには講義による知識のみでは不十分であり、実際の研究を行うための様々なスキルを学ぶ必要がある。研究論文は、研究の進め方、その記述の仕方を含めそうしたスキルのエッセンスを含む。また、レビュー論文は、具体的な問題設定のためのヒントが含まれる。これらの論文を精読することにより、研究を行うための基礎的な力を養うことを目指す。
Schedule and Contents 視覚科学に関する最新のレビュー論文、研究論文が掲載されている雑誌から視覚認識に関連する過去2-3年以内の論文を取り上げ、輪読する。当該論文のトピックに精通した大学院生、研究員が授業に参加し、様々なサポートを行う。フィードバックを含めた全15回の授業を実施する。

大体、2週間で1本くらいのペースで5-6本の論文を取り上げる予定。履修者数により、1本の論文を一人が担当するか複数の学生で担当するかを決める。

発表者はレジュメを準備し論文を紹介する。プロジェクタなどを用いて紹介を行なってもよい。単なる英語論文の翻訳ではなく、論文内容の紹介を行ない、必要に応じて関連する論文なども調べることが求められる。

受講者数にもよるが、授業はZoomと対面を併用したハイブリッドで実施する。第1回授業は受講者数が不明なため、Zoomで実施する。
Evaluation Methods and Policy 授業への出席(30%)、論文発表(40%)、及び期末レポート(30%)。出席については、ハイブリッドになる場合を想定して、PandAを用いて発表に対するコメントの提出によって出席をカウントする。
Course Requirements 認知心理学Ⅰ,Ⅱ、または実験心理学に関する講義を履修していることが望ましいが、必須ではない。
Study outside of Class (preparation and review) 論文を発表する際には、相当程度の準備が必要。また、自身が発表しない論文も簡単に目を通してから授業に参加することが望ましい。
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