Seminar on Environmental Construction IV

Numbering Code U-HUM42 26259 SJ74 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year From 2nd to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.2
Instructor name KAWASAKI NOBUYOSHI (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 現在では「まちづくり」の用語は自治体の政策の中でも様々な場面で用いられるが、その初出は国主導の都市計画制度の下での開発に対する住民側の反対運動の呼称に由来することが指摘されている。本演習ではまちづくりを捉える一つの視座として「国や自治体主導の地域づくりに対し、市民や地域住民の視点や意見を反映させた地域づくりの取り組み、もしくはそれを実現するための技法」と捉え、市民や地域住民の視点や動きが国や自治体の施策に与えた影響を考察する。
Course Goals 1)都市計画における市民主導の取り組みの意義と課題を理解する
2)「まちづくり」の視点を通して地域社会と統治機構の関係を考察できる
Schedule and Contents 授業の前半(1-7回)では京都をはじめとした日本の市民主導のまちづくりの取り組みとこれに呼応する行政上の課題や動きや、日本の状況を批判的に捉える視座として多様な市民の包摂を試みるフランスの都市プロジェクトの事例を紹介する。合わせて履修生は関心のある市民活動・プロジェクト等についての予備調査と発表を行う。

授業の後半(8-14回)では履修生それぞれが関心のあるまちづくりの動きに対し、臨地調査やインタビューを実施し、これを基に市民と行政の関係について考察し発表する。
Evaluation Methods and Policy 発表及び授業への参加状況(50%)、レポート(50%)
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 演習の後半において、関心のある市民活動やプロジェクトについての臨地調査、主導的立場の市民や関係する行政官等へのインタビュー、これらの調査に基づいた考察と発表を行うことを求めます。
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