Seminar of Ecological Anthropology A
Numbering Code | U-HUM42 26150 SJ40 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar |
Target Year | From 2nd to 4th year students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Fri.2 |
Instructor name | OYAMA SHUICHI (Graduate School of Asian and African Area Studies Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 生態人類学は、人類の日常生活、生活世界、人間と自然との関係、環境や資源の認識と利用に関連する学問である。本演習では、とくに人類の生産と消費、社会の変容、人間と環境との関係、環境や資源の利用にフォーカスをあて、受講生のみなさんがテーマにそった日本語/英語の文献を読んで、内容を紹介する。授業担当者よりその内容に関する追加の解説と話題提供をおこなう予定にしている。 | ||
Course Goals | 生態人類学とその周辺分野に関連する文献の読解を通じて知識の習得、人類と資源、環境との関わり、社会の仕組みに関する基本的な見方、社会を分析する見方を身につける。 | ||
Schedule and Contents |
授業計画と内容 1.概要説明 2.生態人類学の射程 3~4.核としての周辺 5~6.自然社会の暮らし 7~8.貨幣経済の流入と社会変容 9~10.アフリカにおける呪い 11~12.富の分配と経済格差、平等性 13~14. 物質循環と環境問題 15. まとめ 授業内容は、みなさんの興味にしたがって変化することもあります。 |
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Evaluation Methods and Policy |
討論への参加(40点)、発表レポート(60点)。 出席や発表、議論への参加などで判断する。発表回数は各人1回を予定していますが、受講生が少ない場合には2から3回まわってくることもあります。毎回1度は発言をしていただきます。 |
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Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 事前にテキストを読んで関連文献にあたったり、用語の下調べをすること。用語を記憶しようとするよりも、社会の事象や動きを把握し、そのメカニズムを解明し、それを表現しようとする研究に従事する楽しさ、学問のおもろさが分かるようになると良いです。 | ||
References, etc. | 1、2回目の授業どきに文献リストを提示し、文献紹介の担当と順番を決める。参考書については吉田南と本館の図書館、東南アジア地域研究研究所とアジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻の図書室に所蔵されているものを使用します。 |