Chinese Culture and Society IA

Numbering Code U-HUM32 24318 LJ38 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year From 2nd to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.2
Instructor name TSUJI MASAHIRO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 「隋唐王朝の国制―概観と淵源」
 古代日本にも多様な形で影響を与えた隋唐王朝の国制(統治機構)については、これまで膨大な研究の蓄積がある。この講義では、北朝末から唐代前期までの政治制度について、政治史の動向にも目を配りつつ、概観する。ともすれば、静的なイメージで捉えられがちなこの時代の政治制度が、大きな変貌を遂げていることを改めて認識していただければと思う。
Course Goals  古代日本の「律令制」に大きな影響を与えた隋唐時代の国制について、その背景となった政治動向を踏まえ、総合的に理解する。
Schedule and Contents  以下の各項目について、おおむね2週を目途に講義を進める。
 なお、初回授業(ガイダンス)時に、学期の授業計画および講義で必要される諸事項について説明を行うので、必ず出席すること。
1.隋唐王朝の成立事情と国制
(1)周隋革命と開皇の国制
(2)唐王朝の成立事情と唐初の国制
2.開元官制の成立―『周礼』とのかかわり
(1)中央官制
(2)地方官制
3.隋唐の律と令
(1)律
(2)令
4.礼制
5.軍制
6.税役制度
7.まとめとフィードバック
Evaluation Methods and Policy 期末レポートの成績による。(100%)
 レポートは到達目標の達成度に基づき評価する。
 よく工夫のなされているレポート・独自の観点を提示したレポートに対して、高い評価を与えます。「剽窃」については、「試験における不正行為」と見なし、厳正に対処します。
Course Requirements 中国史に関する概説的知識を身につけていること(事前に、概説書を一読しておくこと)。
Study outside of Class (preparation and review) 中国史に関する概説書(「参考書等」に掲げる参考文献もその一つ)を事前に一読しておくこと。
References, etc. 適宜プリントを配布する。
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