Law and Institution of Nation and Society IIIB
Numbering Code |
U-HUM31 24309 LJ45 U-HUM31 24309 LJ41 U-HUM31 24309 LJ42 |
Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | From 2nd to 4th year students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.2 |
Instructor name | MIHIRA TSUKASA (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course |
日本ではこれまで司法の役割は限定的であったが、社会の「法化」の進展や司法制度改革の実現などにより、司法の果たす役割は拡大している。本授業では、司法が現実にどのように動いているのかについて、日本とアメリカを比較しつつ講義する。 学際性を特徴とする総合人間学部の開講科目として、司法政治学・法社会学・憲法学の知見を総合した、学際的な授業になるように努めたい。また、授業では、日米両国の司法の比較を通して、両国の政治・社会の特徴や相違についても理解を深められるようにしたい。 このように、本授業は通常の法律学の授業(法解釈学の授業)とは異なり、司法を政治学的・社会学的に理解しようとするものであることから、法や司法に関心のある学生はもちろん、政治や社会に関心のある学生、アメリカに関心のある学生等、様々なバックグラウンドを持った学生の受講を歓迎する。 |
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Course Goals | 法システム、特に司法システムの現実の動態について、学際的な方法を通して理解することを目標とする。 | ||
Schedule and Contents |
ⅢBでは、具体的には以下の内容を予定している。「2」「3」では、各項目2-3週程度授業を行う。ただし、以下は予定であり、受講生の背景知識や関心、理解状況等に応じて、取り上げる項目や配分回数等を変更する場合がある。 1.オリエンテーション 授業の狙い 授業の進め方 2.司法行動の規定要因 司法行動論 新制度論 政治学的法学 政治レジーム・アプローチ 3.司法システムと国民 国民の司法参加(陪審制度・裁判員制度) |
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Evaluation Methods and Policy | 定期試験の結果による。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 特に、復習を大切にして下さい。復習では、ノートを参照しながら、授業内容を整理して理解するとともに、授業で言及した論点等について検討を加えて下さい。 | ||
References, etc. | 違憲審査制をめぐるポリティクス, 見平 典, (成文堂) |