Culture and Its Representation in Modern Western Europe IA

Numbering Code U-HUM32 24224 LJ36 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year From 2nd to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.2
Instructor name GODA MICHIYO (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 2022年の今年、出版100周年を迎えるジョイス『ユリシーズ』(1922)の抜粋を味読し、本作品の現代的意義について考察する。伝統と革新の結節点としての本作品を通じて、言語文化全般に通底する諸問題を扱う。とりわけ、そのテクスト言語独自のふるまいに着目し、書かれたもの(letters)としての文学的表象の性質を検討することで、他メディアとの相似・相違、アダプテーションの(不)可能性を考察する糸口も提供したい。受講者に課題や発表を課すこともある。
Course Goals 1)英語で書かれた代表的な文学作品とその背景、文学作品における英語表現やフィクションの成り立ちについて理解する。
2)英語による文学的・文化的表象についての適切な知識と視野を獲得する。
3)英文学を中心とするフィクション全般を批評的に味わう姿勢を身につける。
Schedule and Contents 第1回:イントロダクション
第2回:第1挿話(テレマコス)
第3回:第2挿話(ネストル)、第3挿話(プロテウス)
第4回:第4挿話(カリュプソ)、第5挿話(食蓮人たち)
第5回:第6挿話(ハデス)、第7挿話(アイオロス)
第6回:第8挿話(ライストリュゴネス族)、第9挿話(スキュレとカリュブディス)
第7回:第10挿話(さまよう岩々)
第8回:第11挿話(セイレーン)
第9回:第12挿話(キュクロプス)
第10回:第13挿話(ナウシカア)、第14挿話(太陽神の牛)
第11回:第15挿話(キルケ)
第12回:第16挿話(エウマイオス)
第13回:第17挿話(イタケ)
第14回:第18挿話(ペネロペイア)
第15回:まとめとフィードバック
※予定は適宜変更されることがある。
Evaluation Methods and Policy 平常点(コメントペーパーや発表など授業での取り組み)50%、最終レポート50%
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業で得られた知見をさらなる読書を通じて自分なりに咀嚼し、専門分野の勉強だけでなく、日常の生活をも豊かにする契機としていただきたい。
Textbooks Textbooks/References 資料を配布する予定。
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