Japanese Philology and Literature IIA
Numbering Code | U-HUM32 24216 LJ36 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | From 2nd to 4th year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3 | |
Instructor name | HASEGAWA CHIHIRO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 北野天満宮には、江戸時代前期から後期を通じて天皇・上皇によって奉納された聖廟法楽和歌の原本が伝わる。近年の研究で、和歌三神とされる住吉、玉津島、柿本の三社に奉納された同時期の和歌の実態が明らかにされつつあるが、これらと北野天満宮の聖廟法楽和歌との関係、和歌三神の位置づけについて考察をめぐらせ、禁裡聖廟奉納和歌の内容についても詳しく紹介する。 | |||
Course Goals |
・法楽和歌の歴史や古今伝授に関する基礎的な素養と資料の読解力を養う。 ・授業に関連する事柄に関して、独自に問題を設定し、考察する能力を養う。 |
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Schedule and Contents |
1.北野天満宮縁起と天神信仰(①) 2.聖廟法楽和歌の歴史(②) 3.和歌三神の形成と変容(③~⑤) 4.禁裡における古今伝授と奉納和歌(⑥~⑨) 5.禁裡聖廟奉納和歌の概要と奉納様式(⑩) 6. 禁裡聖廟奉納和歌講読(⑪~⑮) |
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Evaluation Methods and Policy |
学期末レポートに拠り、到達目標の達成度に基づき評価する。 到達目標について A+:すべての観点においてきわめて高い水準で目標を達成している。 A :すべての観点において高い水準で目標を達成している。 B :すべての観点において目標を達成している。 C :大半の観点において学修の効果が認められ、目標をある程度達成している。 D :目標をある程度達成しているが、更なる努力が求められる。 F :学修の効果が認められず、目標を達成したとは言い難い。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | レポート課題のテーマの選定、調査、論述が中心となる。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | プリント配布。 |