Studies on Multicultural Societies IB
Numbering Code |
U-HUM31 24154 SJ38 U-HUM31 24154 SJ31 |
Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | From 2nd to 4th year students | Target Student | ||
Language | Japanese and English | Day/Period | Fri.4 | |
Instructor name | MORIGUCHI YUKA (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
本授業は、「文化冷戦と知の構築」をテーマとした輪読方式のセミナーと、卒業研究の進め方に関するワークショップの2部から成る。 ①「文化冷戦と知の構築」をテーマとした書籍や論文の輪読を通して、冷戦期におけるアメリカとアジアの関係史を学ぶ。冷戦は、イデオロギー対立や核軍拡競争のほかに、学術・科学・ジャーナリズムなどの分野における影響力をめぐる東西の競争でもあった。しかしそこでは、アメリカからアジアへの影響のみならず、アジアからアメリカへの影響や、アジア国家どうしの関係など複雑な要素が絡み合っていた。本授業では、これらの分野に関する文献を輪読し、発表者を決めて質疑応答を行う。 ② 卒業研究を始めている3回生・4回生が順に途中経過報告を行い、質疑応答を通して研究方法、執筆方法、提出までの道筋などについて学ぶ。 |
|||
Course Goals |
・学術文献を正確かつ批判的に読みこなす能力を養う。 ・冷戦期のアメリカと東アジアの関係(特に学術・科学分野における)についての知識を修得し、冷戦期の国際関係についてより深い理解を得る。 ・卒業研究の進め方、論文の書き方、卒業論文完成までの過程について、実際に研究を進めている3回生・4回生の途中経過報告から学ぶ。 |
|||
Schedule and Contents |
概ね以下のようなスケジュールで授業を進めるが、出席者数などによって変更の可能性もある。 ・第1回: イントロダクションと役割分担決め(履修希望者は出席してください。) ・第2回~15回 卒業論文途中経過報告・質疑応答と、下記のテーマでの文献輪読を概ね交互に行う。読書課題は事前にPandAのリソース欄にアップする。授業前日までに全員が読み、コメントや質問をPandAの「フォーラム」欄に前日17時までにアップする。 1.文化冷戦とアメリカにおける「地域研究」の成立(1)~(3) 2.アメリカによるアジアの科学技術への支援(1)~(2) 3.東アジアのジャーナリズム教育とアメリカによる援助(1)~(2) 第16回 フィードバック |
|||
Evaluation Methods and Policy |
・PandA「フォーラム」欄にコメントや質問を授業前日17時までにアップ 40% ・発表(各自2回。卒論途中経過報告を含む。)40% ・質疑・討論への積極的参加を含む平常点 20% ・4回以上欠席すると不合格となります。 |
|||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
・読書課題を読み、授業前日17時までにコメントや質問をPandA「フォーラム」欄にアップする。 ・発表者に当たっている週は、レジュメを作成し人数分用意する。 |
|||
Textbooks | Textbooks/References | 読書課題はコピー配布またはPandAのリソース欄にアップします。 |