Intensive Lecture 6

Numbering Code G-SCI21 82506 LJ21
G-SCI21 82506 LJ57
Year/Term 2022 ・ Intensive, year-round
Number of Credits 1 Course Type Lecture
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period Intensive
Instructor name HIRAI YOSHINORI (Graduate School of Science Visiting Professor)
YAMAMOTO JUN (Graduate School of Science Professor)
Outline and Purpose of the Course ガラス・液晶に関しての基礎物理について講義を行い、これを理解することを目標とする。同時にこれらの工業製品開発の歴史の講義を行い、産業形成、技術開発、企業戦略、マーケティングなどの項目を概説し、科学技術と産業との関係を理解する。また、企業経営者の視点と基礎科学研究者の視点の双方から、日本の産業・経済構造を概観し、これから必要とされるリーダー像を概説して、これを理解することを目的とする。
Course Goals ガラス・液晶など、主要な工業製品と基礎科学的な発見と研究、および企業における製品開発の歴史やマーケティングを学び、物質科学の原理と製品性能向上の関係性を理解する。また、基礎科学的な研究者と企業経営者の2つの視点を理解し、今後の日本の産業・経済の発展や、それを牽引できるリーダー像について理解する。
Schedule and Contents ・経営者の視点と研究者の視点から日本の産業に関する考察を行う
・直接仕事で関与した液晶ディスプレイ、ガラスに関して、その歴史、産業の歩み、技術を紹介する中で上記の考察を進める。()内は講義時間の目安
①企業における技術経営1 (1)・・・講師の経歴紹介を兼ねて
②液晶ディスプレイの基礎技術と産業 (3)
③ガラスの物理と産業技術 (3)
④マーケティングと新事業 (1)
⑤グローバル企業における研究者 (1)・・・これからのグローバルで活躍する研究者像、学位
⑥企業における技術経営2 (1)・・・会社での開発の仕組み、産学連携、リーダー像
・①から④までは通常の講義方式として、⑤と⑥は双方向でコミュニケーション講義を実施
・双方向コミュニケーション講義では最初30~45分程度で講師が話題提供。その後、聴講者の意見を自由に述べてもらい、講師との双方向コミュニケーションを図る。
・テーマは、⑤では、産業に貢献する研究者像とは(学位の在り方、日本人の働き方、等も考慮)⑥では、産学連携での産と学の役割(日本と欧米の差異)、今後求められるリーダー像とする。
・聴講学生はレポートを提出する(レポートは下記の成績評価の対象となる)。
Course Requirements 基礎統計力学、電磁気学(学部卒業程度)の履修を前提とする。
Study outside of Class (preparation and review) 特になし
References, etc. 特になし
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