応用地球電磁気学IA
Numbering Code | G-SCI31 65231 LJ58 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | ||
Instructor name |
TOU HIROAKI (Graduate School of Science Associate Professor) YOSHIMURA RIYOUKEI (Disaster Prevention Research Institute Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | さまざまな時空間スケールで生起する地球電磁気現象を理解するのに必要な基礎的な理論と,広い視野を培う事を講義の目的とする。具体的には,地球内部の電磁気現象を,主として電気伝導度の局所的・広域的な構造解析,及び,全球的な構造解析の立場から講ずる。ここで,局所的とは,火山や活断層周辺などの限定された地域を対象とした時間・空間スケールでのものを指し,広域的とは地震発生帯や歪集中帯などのやや広い地域での地殻活動に関連したものを指す。また,全球的とは,外部磁場の形状も考慮しなければならないような惑星規模の空間スケールのものを指す。 | |||
Course Goals | 地球電磁気現象を理解するのに必要な基礎的な理論や数値解法の基礎を理解する。 | |||
Schedule and Contents |
以下のような主題について、1主題あたり1~3週の授業をする予定である。 1.有限要素法、境界要素法、差分法などの数値解法の基礎(大志万) 2.電磁誘導問題における数値解法の適応例に関しての解説(大志万) 3.完全導体球,一様球内の電磁誘導(藤) 4.非一様導体球内の電磁誘導(藤) 5.非一様薄層導体内の電磁誘導(藤) 6.ラプラス方程式を境界値問題として解く(藤) 7.地球磁場時間変化の内外分離(吉村) 8.電気伝導度構造の順計算(吉村) 9.電気伝導度構造のインバージョン法(吉村) 10.地殻活動に伴う局所的地磁気変化の基礎的理論(大志万) 11.地熱・火山活動に伴う局所的地磁気変化の基礎的理論(大志万) 12.地磁気変化異常の検出方法(大志万) |
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Course Requirements | 本学理学部の「地球電磁気学」を習得していることが望ましいが、必須ではない。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 必要な参考文献リストを提示するので、講義前に参考文献を充分読んでおくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 特に指定しない。必要に応じて、適宜資料を配布する。 |