Organic Solid State Chemistry II
Numbering Code | G-SCI41 57020 LJ60 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | ||
Instructor name | WAKAMIYA ATSUSHI (Institute for Chemical Research Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 有機EL、有機系太陽電池、有機トランジスタなどに代表される有機エレクトロニクス分野が注目を集めている。そこでは、「光る」、「電気を流す」といった特性を示す機能性π電子系化合物群が基盤材料として用いられる。本分野は、真に優れた特性を示す一つの分子の開発により飛躍的に進展し、望みの材料を開発できる「化学」に対する期待も大きい。本講義では、有機エレクトロニクス分野で求められる材料の物性と構造と物性相関について概説し、その分子設計の考え方を中心に機能性材料の開発研究について紹介する。 | |||
Course Goals | 構造有機化学および典型元素化学の視点から、π電子系化合物の機能発現の原理を捉え、分子の構造と物性の相関について深く理解する。分子の構造から電子・光物性を予測することができるようになることを目標とする。 | |||
Schedule and Contents |
1. π共役と芳香族性:理論と実験 (1)(担当 若宮) 2. π共役と芳香族性:理論と実験 (2)(担当 若宮) 3. 典型元素化学:いかに元素の特徴を分子の機能発現に活かすか(1)(担当 若宮) 4. 典型元素化学:いかに元素の特徴を分子の機能発現に活かすか(2)(担当 若宮) 5. 機能性材料の設計と開発 (1)(担当 若宮) 6. 機能性材料の設計と開発 (2)(担当 若宮) 7. 有機エレクトロニクスへの応用(1)(担当 若宮) 8. 有機エレクトロニクスへの応用(2)(担当 若宮) 9. 有機無機複合材料(1)(担当 若宮) 10.有機無機複合材料(2)(担当 若宮) 11.有機半導体の測定・評価方法(担当 Murdey) 12.π電子系化合物合成:有用な合成法(担当 若宮) 13. 最新トピックス(担当 若宮) 14. 最新トピックス(担当 若宮) 15. 最新トピックス(担当 若宮) |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
講義中に集中して考え、講義時間内でレポートを記載・提出する。 事前に予習すべきことは特にないが、授業後に各自しっかりと復習し、理解を深めること。 |
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Textbooks | Textbooks/References |
各授業での資料はPDFで配布する。 |
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References, etc. |
大学院講義 有機化学I(第2版) 東京化学同人 構造有機化学 東京化学同人 を参考書とする。 |