応用地球電磁気学IB
Numbering Code | G-SCI31 65232 LJ58 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | ||
Instructor name |
OOSHIMAN NAOTO (Disaster Prevention Research Institute Professor) TOU HIROAKI (Graduate School of Science Associate Professor) YOSHIMURA RIYOUKEI (Disaster Prevention Research Institute Professor) |
|||
Outline and Purpose of the Course | 地球を含む太陽系天体に関わる電磁誘導現象を扱う。具体的には,地球型惑星に対する全球規模の電磁誘導が,地上観測や人工衛星あるいは惑星探査機による電磁場データにどう現れているか,また,地球の月や木星のガリレオ衛星の電磁誘導と各衛星が公転している惑星の固有磁場がどう関係しているかを理解する事を目的とする。 | |||
Course Goals |
太陽風中の天体に対する電磁誘導と,磁気圏中のそれとの違いが理解できる。 中性大気を持つ天体の電磁誘導と,そうでない天体の電磁誘導の違いが理解できる。 天体の電磁誘導問題における外部磁場と内部磁場の性質が理解できる。 |
|||
Schedule and Contents |
以下のような主題について,1主題あたり2~3週の授業を輪講形式で実施する予定である。 1.完全導体球,一様球内の電磁誘導(藤) 2.非一様導体球内の電磁誘導(大志万) 3.非一様薄層導体内の電磁誘導(大志万) 4.ラプラス方程式を境界値問題として解く(鍵山) 5.地球磁場時間変化の内外分離(鍵山) 6.電気伝導度構造の順計算(吉村) 7.電気伝導度構造のインバージョン法(吉村) 8.プラズマと導体球の相互作用(藤) 9. ダイナモ作用における磁場拡散と磁場凍結(藤) これらの主題は,受講者の理解状況に応じて適宜回数や順番を入れ替える。また,予習が可能な様に適宜指示する。 |
|||
Course Requirements | 本学理学部の「地球電磁気学」を習得していることが望ましいが,必須ではない。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 事前に提示した参考論文や配布プリントをそのテーマの講義日までに充分読んでおくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 特に指定しない。必要に応じて,適宜資料を配布する。 |