Volcano Geophysics A

Numbering Code G-SCI31 95229 LJ58 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name OOKURA TAKAHIRO (Graduate School of Science Professor)
OOMI SHIROU (Disaster Prevention Research Institute Professor)
YOKOO AKIHIKO (Graduate School of Science Associate Professor)
TAMEGURI TAKESHI (Disaster Prevention Research Institute Associate Professor)
UTSUGI MITSURU (Graduate School of Science Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 火山では,地下のマグマ活動によって地震・微動・地殻変動や地磁気変化などが引き起こされる。これらの物理的な現象の実体はどのようなものか,またそれから推測される火山下でのマグマ活動はどのようなものか,また,それらと噴火との関係などについて考察する。具体的には,地震学,測地学,電磁気学,熱学などを用いた実際の観測手法を解説するとともに,それぞれの手法から何を導き出すか,またそれらの結果を統合して地表で観測される火山現象の本質をいかに明らかにしていくかについて議論する。
Course Goals 上記の目標をふまえて,火山で発生している諸現象がどのようなものか,またその観測結果に基づいて,マグマ活動に関してどのような知見がどのような解析を経てもたらされているを理解する。また,個々の手法に基づいた研究結果を統合して,地表で観測される火山現象の本質をどのように理解していくべきかを考える力を習得する。
Schedule and Contents 以下の項目について1~3週で講義する。
1.火山活動の概説と火山研究の視点(大倉)
2.火山体の構造調査の手法と,それによって明らかにされる火山活動の特徴
  地震学的手法・電磁気学的手法(宇津木・大見)
3.火山に発生する地震・微動・爆発の観測・解析手法と,それによって明らかにされる火山活動(為栗・横尾・大見・大倉)
4.電磁気学的手法で明らかにされる火山活動(宇津木)
5.測地学的手法で明らかにされる火山活動(大倉)
6.リモートセンシングによる火山観測の原理と応用(横尾)
7.統合した火山観測によって明らかにされる火山活動と噴火予知(大倉)
8.火山活動の多様性の理解と火山研究の将来展望(大倉)
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 講義時に提出した要点レポートに対するコメントや授業で配布されたプリントをもとに復習すること
Textbooks Textbooks/References プリント等を講義中に配布する
References, etc. 共立出版 火山学
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