Seminar on Atmospheric Physics VD

Numbering Code G-SCI31 65103 SJ58 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name HASHIGUCHI HIROYUKI (Research Institute for Sustainable Humanosphere Professor)
TAKAHASHI KENSHI (Research Institute for Sustainable Humanosphere Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 地上からの定点観測や衛星からのグローバル観測などの測定原理と,そこから得られるデータに基づく大気科学研究の事例(大気大循環,大気波動,物質循環,メソ気象,大気質変動など)およびその理論的背景・解釈について,関連研究者によるセミナーや学術論文の精読とその内容の検討など通して理解を深める.
Course Goals さまざまな大気観測の測定原理を理解するとともに大気科学研究の事例を通してその理論的背景を解釈できるようにする.
Schedule and Contents 特に,地球大気の観測手段としては次のようなものを取り扱う.(1) 地上からのアクティブなリモートセンシングであるレーダー,ライダー,(2) 衛星からの電磁波観測に基づくリモートセンシング,(3) 全地球測位システム(GNSS)衛星観測,(4) レーザーなどを用いた現場での大気環境計測.

これらの測定から得られるデータを利用した大気科学研究の実例として,局地気象的な大気乱流・大気輸送からグローバルスケールの大気波動・大気循環までさまざまな時間スケール・空間スケールの大気現象などを把握し,大気力学,物質輸送などの観点から大気科学分野の知識を身につける.

具体的には,月に1回関連研究者によるセミナーをおこなう.ほかの週については関連した学術論文,レビュー論文,あるいは教科書を素材として,それらの精読と内容についての討論をおこない研究内容の理解を深める.さらにそれらの研究内容について自ら研究紹介をおこなうような場も設ける.
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 復習をおこなうこと
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