Intensive Lecture 5

Numbering Code G-SCI22 83086 LJ57 Year/Term 2022 ・ Intensive, year-round
Number of Credits 1 Course Type Lecture
Target Year Master's students Target Student
Language English Day/Period Intensive
Instructor name TAKASHI KEITARO (Part-time Lecturer)
YAMADA YOSHIYUKI (Graduate School of Science Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 宇宙の歴史の中で、初代天体の形成から宇宙再電離までの一連のプロセスは観測的な研究があまり進んでいないフロンティアである。中性水素の超微細構造に由来する21cm線はこの時期の宇宙を探る強力なツールであるが、シグナルが弱いため未だ検出されていない。近年、宇宙再電離期の21cm線の検出を目指す電波望遠鏡が複数登場し、また次世代電波望遠鏡SKAも建設中でこの分野は今後数年で大きなブレークスルーがあると期待される。本講義では21cm線による初代天体や宇宙再電離の理論的・観測的研究の現状を把握することを目的とする。
Course Goals 初代天体や宇宙再電離、そしてその背後にある宇宙の熱史や構造形成など宇宙論の基本事項を理解する。また低周波電波観測についても基礎知識を身につける。
Schedule and Contents 1、イントロダクション
2、宇宙の熱史
3、宇宙の構造形成
4、初代天体と宇宙再電離
5、中性水素21cm線
6、宇宙再電離21cm線研究の現状
7、将来への展望とまとめ
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 一般相対論について、アインシュタイン方程式、フリードマン方程式などある程度の前提知識を持っていることが望ましい。
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