助産学実習

Numbering Code G-MED46 5M382 PJ94 Year/Term 2022 ・ Year-round
Number of Credits 10 Course Type Practical training
Target Year 1st year master's students Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name OTAKI CHIFUMI (Graduate School of Medicine Senior Lecturer)
DOERING KEIKO (Graduate School of Medicine Assistant Professor)
YAMAMOTO YOKO (Part-time Lecturer)
YURA SHIGEO (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 助産学関連科目の理論とEvidenced-Based Midwifery・Medicine を踏まえ、助産の診断力や技術力を生かした援助を展開する方法を実習を通して学ぶ。同時に、専門職としての倫理観や人間関係形成力を学ぶ。正常産の分娩介助や継続ケアに加え、ハイリスク妊娠や合併症のある妊産褥婦のケアを妊娠期・分娩期・産褥期の事例を通して学ぶ。実習は、病院・診療所・助産所等で行う。
Course Goals 継続ケアを含め、妊娠・分娩・産褥期を通したアセスメントの展開やケアができる。
分娩介助ができる。
カンファレンスを通して事例の学びを深める学習を行うことができる。
助産師の役割・責務を自覚し、女性と子ども並びに家族の尊厳と権利を尊重する倫理観及び専門職として自律するために、自ら課題を挙げてそれに取り組むことができる。
Schedule and Contents 産婦と家族がより健康で・主体的・満足な出産をするために、周産期の実習を中心に 助産過程の展開を行うことで知識・心・技術の統合を目的として教授する。
さらに実習を通して、母子・家族を支援する助産師の役割や責務、コミュニケーションの方法、専門職としての倫理観や人間関係形成力を教授する。
本実習では、妊婦の健康診査と保健指導、分娩経過の判断と介助技術、分娩期の援助、産褥期の援助、また、一連の継続ケアを実際の妊産婦を受け持つことを通して学ぶ。分娩介助実習では1事例毎に学びを振り返り、助産の判断と技術を統合する。実習先毎にグループ学習としてカンファレンスを行う。 技術やアセスメントの到達レベルに応じて学内での学習や振り返りを含む。

妊娠期(外来での関わり、分娩介助事例におけるカルテ上の情報収集、1例以上)
分娩介助(10例程度)
産褥期(分娩介助事例におけるカルテ上の情報収集、1例以上)
妊娠・分娩・産褥期を通した継続ケア(1例以上)

上記の実習とカンファレンス、振り返りを通して、ディスカッションにより理論の展開を深める。

オリエンテーション2時間、実習258時間、振り返り40時間(合計300時間)
ただし、分娩介助件数と分娩介助時間・待機時間による。
また、学内で行うシミュレーション実習を含む場合もある。

7月15日 オリエンテーション(ドーリング)
8月1日以降 附属病院にて分娩見学・各学生1例以上(ドーリング)
9月1日-12月16日(予定)附属病院および茨木病院(大阪),由良産婦人科にて実習(COVID-19の状況で変更あり)・学生が交替でオンコール体制をとり,各学生10例程度の分娩期ケア・介助を行う(ドーリング・大滝・山本・由良)
分娩介助件数や到達度により, 実習が延長されることがある。

詳細は,オリエンテーションで配布する実習要項を参照すること。
Evaluation Methods and Policy 実習態度(実習への積極性・協調性、カンファレンスに臨む姿勢、実習準備、記録の提出期限を守るなど実習に関するすべての姿勢)30%、分娩介助技術の習熟度と女性とのかかわり(振り返りの内容と到達度)60%、記録10%

※実習態度によって、実習が継続不可となることがある。
Course Requirements 助産学演習の実技試験に合格していること。

※「助産学実習(助産学実習Ⅰ)」の合格を得られない場合、2年次に開講される「特別研究」の履修は不可とする。
Study outside of Class (preparation and review) 分娩介助に必要な基礎的な知識、並びに受け持ち事例特有の疾病については各自学習を行うこと。
分娩介助後は事例を振り返り、次の課題を明確にして次の事例に備えること。
積極的に自主学習を行うこと。
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