生体機能学演習
Numbering Code |
G-MED48 5M617 SJ30 G-MED48 5M617 SJ25 |
Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar |
Target Year | 1st year master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | |
Instructor name | HAYASHI YU (Graduate School of Medicine Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 疾患や障害の症状の克服・改善を可能とする脳機能や睡眠からのアプローチを学ぶ。具体的には、①脳の働きの基盤となる神経解剖学的および生理学的な基礎知識を習得することを目標とする。②高次認知処理、睡眠、情動、感覚、運動制御と関連する脳の働きについて理解を深め、精神疾患、認知症、発達障害における障害の成り立ちを解明するとともに、健康な心身の保持・発達促進を脳科学・睡眠医学の視点から探究することを目的とする。最新の神経科学の文献を講読・要約を発表するとともに、神経科学的研究方法論(動物行動学、分子生物学、神経回路遺伝学、電気生理学など)の基礎を習得する。③リハビリテーション臨床での機能障害の成り立ちを理解するとともに、その機能回復促進を脳科学の視点から探究することを目的とする。 | ||
Course Goals |
①生活機能や睡眠の基盤となる脳機能についてその神経解剖学的を習得する。 ②神経科学的研究方法論(動物行動学、分子生物学、神経回路遺伝学、電気生理学など)の基礎を習得する。 ③作業療法の対象者に起こる臨床機能障害の成り立ちの神経基盤を修得する。 |
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Schedule and Contents |
第1回~第5回 基礎的な脳の構造と機能を中心に学習する。 第6回~第10回 精神疾患、認知症、発達障害の患者やモデル動物に関する行動学的、分子生物学的、神経回路遺伝学的、電気生理学研究についての最新の知見を学ぶ。 第11回~第15回 臨床機能障害・睡眠障害の原因となる神経損傷について最新の知見を学ぶ。 |
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Evaluation Methods and Policy | 口頭発表、レポート、出席、積極的な議論への参加等、平常点で評価する。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 各演習前に与えられた課題等をあらかじめ予習する。また、演習後にレポートを提出する。 |