小児看護学演習

Numbering Code G-MED46 5M367 SJ94 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year 1st year master's students Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name MATSUOKA MARI (Graduate School of Medicine Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 1.健康問題や障がいのある子どもとその家族が経験する苦悩や苦痛を、看護理論や看護に関連する概念を用いて包括的にアセスメントし、子ども、家族の状況に応じた緩和ケアにおける小児看護の役割を探究する。
2.国内外の文献を広く検討し、エビデンスに基づくケア実践について考察を深め、より効果的なケア方法を考える力を養う。
3.小児緩和ケアを対象となる子どもや家族に関連する勉強会や、事例を通した参加型学習への参画を通して、子どもと家族主体のケアにおける看護のあり方について探究し、実践の場の質向上に向けた高度実践看護が担う役割について考察する。
Course Goals 1.健康問題や障がいのある子どもと家族が体験する苦痛や苦悩を包括的にアセスメントするための知識、看護理論、看護モデルを理解することができる。
2.緩和ケアの対象となる子どもと家族を支える医療、福祉、教育等の役割を理解し、ケアを調整するための看護の役割を説明することができる。
3.小児医療を取り巻く倫理的課題をとらえ、課題解決に向けた看護の役割を考えることができる。
4.国内外の文献を読み、小児医療を取り巻く既存の研究成果をまとめ、課題を整理することができる。
5.臨床で直面する課題を分析し、実践の改善、質の向上につなげるための、事例を通した参加型学習の位置づけを理解し、事例検討のファシリテーションの役割について理解することができる。
Schedule and Contents 第1回:オリエンテーション、自己の課題設定
第2-4回:健康問題や障がいのある子どもと家族の体験する苦痛や苦悩 小児緩和ケア概論
第5-6回:小児緩和ケア・AYA世代の緩和ケア
第7-8回:エンド・オブ・ライフ・ケア
第9-10回:小児医療を取り巻く倫理的課題の検討と小児看護の役割
第11-14回:小児在宅ケア研究会、小児在宅ケアコーディネータ研修会、子どもと家族を主体としたケアを考える勉強会等への参画
第15回:まとめのプレゼンテーション&フィードバック


第1回は、2022年10月5日水4時限に行います。その際、その後の授業予定の詳細を提示します。なお、本セミナーはゼミ形式で行い、小児看護学分野の教員がすべて担当します。
Evaluation Methods and Policy 平常点評価
平常点には、出席状況とプレゼン資料、プレンゼンテーション、ゼミ内での発言を評価に含む。
評価基準は以下の通り
A+:全ての観点において極めて高い水準で目標を達成している
A:全ての観点において高い水準で目標を達成している
B:全ての観点において目標を達成している
C:大半の観点において学習効果が認められ、目標をある程度達成している
D:目標をある程度達成しているが、さらなる努力が求められる
F:学習効果が認められず、目標達成したとは言いがたい
Course Requirements 看護師免許を有すること
Study outside of Class (preparation and review) 授業時間と同等以上の時間をかけて、各回の授業内容について関連資料を検索するなど自己学習をした上で、主体的かつ能動的に授業に参加すること。
受講後も授業時間と同等以上の時間をかけて、講義内容の復習を行い、理解を深めるために必要な資料収集をするなど、疑問点を明確にしてその解決を行い、知識の臨床での活用力を高めること。
References, etc. 授業内容に関連する文献等を、各自で講読することをお勧めします。
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