臨床薬理学(助産)
Numbering Code | G-MED22 5M352 LJ94 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 1st year master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.1・2 | |
Instructor name |
NIN KAZUKO (Graduate School of Medicine Professor) FURUTANI KAZUNORI (Graduate School of Medicine Assistant Professor) |
|||
Outline and Purpose of the Course | 高度実践看護に期待される役割拡大を視野に、緊急応急処置、症状調整、慢性疾患管理に必要な薬剤を中心に、薬剤使用の判断、投与後の患者モニタリング、生活調整、回復力の促進、患者の服薬管理能力の向上を図るための知識と看護技術を教授する。 | |||
Course Goals |
1.臨床の現場で使用される各領域の薬剤に関する深い知識を修得する。 2.薬剤を使用する患者のモニタリングや生活調整、服用能力の向上等に関わる 高度看護実践について探求する。 |
|||
Schedule and Contents |
第1回 ガイダンス,高度看護実践に必要な臨床薬理学 【任,古谷】 4/11 本講義の概要・目的および到達目標と授業計画について説明する。 高度看護実践に必要な臨床薬理学について概説する。 第2回 薬の用量と反応(PK/PD:薬物動態と薬力学) 【寺田】 4/11 緊急応急処置、症状調整、慢性疾患管理に必要な薬剤を中心に、薬の用量と 反応について、PK-PD理論を中心に概説する。 第3回 医薬品添付文書の読み方、薬物相互作用、ポリファーマシー 【寺田】 4/11 緊急応急処置、症状調整、慢性疾患管理に必要な薬剤を中心に、 医薬品添付文書の読み方、薬物相互作用、ポリファーマシーについて概説する。 ポリファーマシーにおける高度看護実践の役割について事例をもとに検討する。 第4回 循環器・糖尿病・内分泌の薬 【米澤】 4/18 緊急応急処置、症状調整、慢性疾患管理に必要な薬剤を中心に、 循環器・糖尿病・内分泌の薬の作用機序・薬剤効果・副反応と 基本的な使用方法について概説する。 循環器・糖尿病・内分泌の薬において高度看護実践に求められる 薬剤使用の判断、投与後のモニタリング、生活調整、回復力の促進に ついて事例をもとに検討する。 第5回 血液疾患・呼吸器・生殖器疾患の薬 【平】 4/18 緊急応急処置、症状調整、慢性疾患管理に必要な薬剤を中心に、 血液疾患・呼吸器・生殖器疾患の薬の作用機序・薬剤効果・副反応と 基本的な使用方法について概説する。 血液疾患・呼吸器・生殖器疾患の薬において高度看護実践に求められる 薬剤使用の判断、投与後のモニタリング、生活調整、回復力の促進について 事例をもとに検討する。 第6回 消化器疾患の薬の薬理と基本的な使用方法 【平】 4/25 緊急応急処置、症状調整、慢性疾患管理に必要な薬剤を中心に、 消化器疾患の薬の作用機序・薬剤効果・副反応と基本的な使用方法について概説する。 消化器疾患の薬において高度看護実践に求められる薬剤使用の判断、 投与後のモニタリング、生活調整、回復力の促進について事例をもとに検討する。 第7回 精神科領域の薬の薬理と基本的な使用方法 【今井】 4/25 緊急応急処置、症状調整、慢性疾患管理に必要な薬剤を中心に、 精神科領域の薬の作用機序・薬剤効果・副反応と基本的な使用方法について概説する。 精神科領域の薬において高度看護実践に求められる薬剤使用の判断、 投与後のモニタリング、生活調整、回復力の促進について事例をもとに検討する。 第8回 解熱・鎮痛の薬の薬理と基本的な使用方法 【今井】 5/2 解熱・鎮痛の薬の作用機序・薬剤効果・副反応と 基本的な使用方法について事例を提示し説明する。 第9回 抗がん薬の薬理と基本的な使用方法 【今井】 5/2 緊急応急処置、症状調整、慢性疾患管理に必要な薬剤を中心に、 抗がん薬の作用機序・薬剤効果・副反応と基本的な使用方法について概説する。 抗がん薬において高度看護実践に求められる薬剤使用の判断、投与後の モニタリング、生活調整、回復力の促進について事例をもとに検討する。 第10回 自己免疫疾患・移植と免疫抑制薬 【中川俊】 5/9 緊急応急処置、症状調整、慢性疾患管理に必要な薬剤を中心に、自己免疫 疾患・移植における免疫抑制薬の作用機序・薬剤効果・副反応と基本的な 使用方法について概説する。 自己免疫疾患・移植における免疫抑制薬において高度看護実践に求められる 薬剤使用の判断、投与後のモニタリング、生活調整、回復力の促進について 事例をもとに検討する。 第11回 感染症の薬の基本的な使用方法とTDM 【中川俊】 5/9 感染症の薬について、基本的な使用方法およびTDMを中心に事例を提示し 概説する。 第12回 代替医療と漢方 【非常勤講師】 5/23 代替医療および漢方の使用について概説する。 代替医療および漢方の使用における高度看護実践の役割について、 事例をもとに検討する。 第13回 母子の薬理 【中川貴】 5/16 母子の薬理の特徴と薬剤の基本的な使用方法について概説し、 事例をもとに高度看護実践の役割を検討する。 第14回 発達薬理学、小児の薬理における特徴と薬剤の基本的な使用方法 【中川貴】 5/16 小児の薬理の特徴と薬剤の基本的な使用方法について概説し、事例をもとに 高度看護実践の役割を検討する。 第15回 高度実践における薬物療法と看護 【任,古谷】 5/30 緊急応急処置、症状調整、慢性疾患管理に 必要な薬剤を中心に,服薬に課題をもつ患者の課題解決方法を事例をもとに検討する。 |
|||
Evaluation Methods and Policy | 講義参加状況40%、テスト60%により総合的に評価する。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 事前課題・事後課題に基づいて、討議する。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 各講師の指定する資料および文献 | ||
References, etc. | 薬剤師のための疾患別薬物療法(Ⅰ~Ⅴ), 日本医療薬学会, (南江堂) |