クリティカルケア看護学高度実践演習III
Numbering Code | G-MED22 5M330 SJ94 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar |
Target Year | 1st year master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | |
Instructor name | Not fixed (Kyoto University) | ||
Outline and Purpose of the Course | クリティカルな状況の患者における痛みの病態生理、痛みへの薬理的・非薬理的介入を学習し、高度実践看護師としての実践力を養う。また痛みが引き起こすせん妄などの諸症状の予防的介入と発症時の早期回復の援助を検討することができる。対象に応じた苦痛・症状緩和を提供するため、高度なアセスメントと実践が可能となる。またケアの変革者としての自己の課題を探求する。 | ||
Course Goals |
・クリティカルな状況にある人の全人的な苦痛を理解する。 ・苦痛を緩和・軽減するための薬理的・非薬理的介入方法、効果判定などを理解す る。 ・苦痛が引き起こすせん妄などの反応の原理、予防的介入、早期回復の援助方法を理 解する。 |
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Schedule and Contents |
第1~2回 クリティカルケアな状況での苦痛を抱える患者・家族の理解と看護実践 苦痛・苦痛緩和・症状マネジメントにかかわる原理と理論 第3~4回 クリティカルケアな状況での苦痛を抱える患者・家族の理解と看護実践 安楽に関する評価と看護実践 春名寛香 第5~6回 クリティカルケアな状況での苦痛を抱える患者・家族の理解と看護実践 せん妄に関する理解と看護実践 阿部美佐子 第7~8回 クリティカルケアな状況での苦痛を抱える患者・家族の理解と看護実践 鎮痛・鎮静管理 戸田美和子 第9~10回 クリティカルケアな状況での苦痛を抱える患者・家族の理解と看護実践 睡眠への援助 第11~12回クリティカル期における患者の身体的苦痛とそのコントロール(呼吸困 難)佐藤 第13~14回クリティカル期における患者の身体的苦痛とそのコントロール(倦怠感) 第15~16回クリティカル期における患者の心理的苦痛とそのコントロール(抑うつ) 第17~28回クリティカルな状況にある患者・家族の苦痛緩和援助に関する高度看実践 :京都大学医学部附属病院 第29~30回まとめ 西山、佐藤 |
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Evaluation Methods and Policy |
講義出席、フィールドワークへの取り組み・態度、レポート、討議内容を総合して評価する。 評価配分は、講義出席、課題演習への取り組み・態度を20%、フィールドワーク記録、レポートを40%、討議内容等を40%とし、総合的に判断する。 成績は、極めて優れている/Outstanding(96~100点)、特に優れてい る/Excellent(85~95点)、優れている/Good(75~84点)、合格基準に達し ており、学習の効果が認められる/Fair(65~74点)、合格基準に達し ているが、更なる努力が求められる。/Pass(60~64点)、不合格。/Fail(0~59点)の6段階で評価を行う。 |
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Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 担当教員が事前に示した課題をプレゼンテーションする。演習では苦痛緩和やせん妄ケアなど、テーマを決めて演習計画を立案する。演習終了後はケースレポートとしてまとめる。 |