クリティカルケア看護学高度実践演習II

Numbering Code G-MED22 5M329 SJ94 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year 1st year master's students Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name NISHIYAMA CHIKA (Graduate School of Medicine Associate Professor)
Not fixed (Kyoto University)
Outline and Purpose of the Course クリティカル状況における患者およびその家族の選択と意思決定の際に生じる問題について知り、専門看護師として多職種とも連携をとりならが、倫理的問題を解決するための実践力を養う。個人の選択・意思決定を支援するために必要な知識と技術を習得する。さらに、治療の選択や意思決定支援に伴う複雑な倫理的課題を解決するための実践力を習得する。
Course Goals ・患者家族の生命に関わる意思決定支援に関する主要な理論・概念を理解する。
・クリティカルケア特有の倫理的問題を明らかにし倫理調整に関する援助方法を考察
 する。
・クリティカルケアにおける患者・家族の治療選択や意思決定支援にともなう複雑な
 問題を解決するための実践力を養う。
・クリティカルケアにおける患者・家族を中心とした質の高いチーム医療を実践する
 ための調整に関する主要な概念を理解する。
・クリティカルケアにおける患者・家族を中心とした医療チームの中における倫理的
 問題とその調整について理解することができる。
・クリティカルケアにおける倫理調整・意思決定支援を実践する高度実践看護師に必
 要な能力について考察する。
Schedule and Contents 第1~2回 クリティカルケアにおける患者と家族の総合的理解と生じやすい倫理問題
     ならびに看護実践<クリティカルケア治療領域における倫理的問題> 
第3~4回 クリティカルケアにおける患者と家族の総合的理解と生じやすい倫理問題
     ならびに看護実践クリティカルケアにおける意思決定支援<Hamric
     :Decision Making> 
第5~6回 クリティカルケアにおける患者と家族の総合的理解と生じやすい倫理問題
     ならびに看護実践<クリティカル領域における倫理指針> 西山
第7~8回 クリティカルケアにおける患者と家族の総合的理解と生じやすい倫理問題
     ならびに看護実践<クリティカル領域における権利擁護(ACPを含む)> 
第9~10回 クリティカルケアにおける患者と家族の総合的理解と生じやすい倫理問題
     ならびに看護実践<クリティカルケアにおける倫理調整> 北村愛子
第11~12回クリティカルケアにおける患者と家族の総合的理解と生じやすい倫理問題
     ならびに看護実践<クリティカルケアにおける倫理コンサルテーション>植村桜
第13~14回クリティカルケアにおける患者と家族の総合的理解と生じやすい倫理問題
     ならびに看護実践<クリティカルケアにおける倫理教育> 伊藤真理
第15~17回臨床における倫理課題に対する高度看護実践 ①  フィールドワーク
第18~20回臨床における倫理課題に対する高度看護実践 ②  シャドーイング
第21~23回臨床における倫理課題に対する高度看護実践 ③  フィールドワーク
第24~26回臨床における倫理課題に対する高度看護実践 ④  シャドーイング
第27~30回まとめ 宇都宮、西山、佐藤
Evaluation Methods and Policy 講義出席、フィールドワークへの取り組み・態度、レポート、討議内容を総合して評価する。
評価配分は、講義出席、課題演習への取り組み・態度を20%、フィールドワーク記録、レポートを40%、討議内容等を40%とし、総合的に判断する。
成績は、極めて優れている/Outstanding(96~100点)、特に優れてい る/Excellent(85~95点)、優れている/Good(75~84点)、合格基準に達し ており、学習の効果が認められる/Fair(65~74点)、合格基準に達し ているが、更なる努力が求められる。/Pass(60~64点)、不合格。/Fail(0~59点)の6段階で評価を行う。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 担当教員から事前に示された課題についてプレゼンテーションを行う。演習ではテーマに沿った学内学習内容を整理したうえで演習計画を立案する。演習終了後はレポートとしてまとめ、倫理調整・意思決定支援に必要な能力を検討する。
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