クリティカルケア看護学高度実践演習I
Numbering Code | G-MED22 5M328 SJ94 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar |
Target Year | 1st year master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | |
Instructor name | Not fixed (Kyoto University) | ||
Outline and Purpose of the Course |
敗血症、多臓器不全など高度侵襲下にある患者の臓器保護や早期回復に向けた看護援助と共に、生命の危機状態にある患者家族への援助を検討する。 さらに、効果的な治療を継続するための医療機器管理が習得できる。 また、学習した患者管理の臨床応用の可能性や高度看護実践について探求する。 |
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Course Goals |
・ 急性重症患者の代謝病態生理と必要な治療・処置を理解しクリティカルケア治療・ 療養環境マネジメントしながら、回復の促進に向けて、ケアとキュアを融合させた 看護実践を行うためのアセスメント、高度実践を修得する。 ・複雑かつ急激に変化する生命を脅かす不安定な健康問題を持つ患者・家族に用いら れる治療・看護の目的を述べることができる。 ・複雑かつ急激に変化する生命を脅かす不安定な健康問題を持つ患者・家族に用いら れる治療・看護を最適化するための看護実践について述べることができる。 ・複雑かつ急激に変化する生命を脅かす不安定な健康問題を持つ患者・家族に用いら れる治療・看護をEvidence-Based-Nursing観点から述べることができる。 |
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Schedule and Contents |
第1~2回 呼吸不全患者・家族に対するアセスメントと高度実践看護 佐藤隆平 第3~4回 循環不全患者・家族に対するアセスメントと高度実践看護 山岡綾子 第5~6回 中枢神経障害患者・家族に対するアセスメントと高度実践看護 第7~8回 外傷患者・家族に対するアセスメントと高度実践看護 大江理英 第9~10回 多臓器不全患者・家族に対するアセスメントと高度実践看護 第11~12回頭蓋内圧亢進患者・家族に対するアセスメントと高度実践看護 第13~14回急性腎不全患者・家族に対するアセスメントと高度実践看護 第15~16回クリティカルな状況にある患者・家族のアセスメントと高度実践看護<援 助関係論:関係構築とコミュニケーション> 第17~18回クリティカルな状況にある患者・家族のアセスメントと高度実践看護<家 族看護論:家族システムと機能> 第19~28回クリティカルな状況にある患者・家族に対するアセスメントと高度実践看 護の検討① :京都大学医学部附属病院での演習 第29~30回まとめ |
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Evaluation Methods and Policy |
講義出席、フィールドワークへの取り組み・態度、レポート、討議内容を総合して評価する。 評価配分は、講義出席、課題演習への取り組み・態度を20%、演習レポートを40%、討議内容等を40%とし、総合的に判断する。 成績は、極めて優れている/Outstanding(96~100点)、特に優れてい る/Excellent(85~95点)、優れている/Good(75~84点)、合格基準に達し ており、学習の効果が認められる/Fair(65~74点)、合格基準に達し ているが、更なる努力が求められる。/Pass(60~64点)、不合格。/Fail(0~59点)の6段階で評価を行う。 |
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Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) |
担当教員から提示された事前課題についてプレゼンテーションを行う。 ディスカッション内容については終了後に各自でリフレクションを行う。 高度侵襲下にある患者を担当し、重症化予防と早期回復の援助について考察する。 演習した事例に対しては、ケースレポートを作成し、提出・発表する。 |