医学物理学演習
Numbering Code |
G-MED23 5M424 SJ89 G-MED23 5M424 SJ25 G-MED23 5M424 SJ88 |
Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar |
Target Year | 1st year master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | |
Instructor name | NAKAMURA MITSUHIRO (Graduate School of Medicine Associate Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 放射線計測の基礎となる放射線と物質との相互作用を学び,そこから生じる物理量の定義と単位を理解する.また,実際に放射線計測に用いられる様々な検出器の動作原理と特徴を解説し,現場における放射線計測の理論と測定データの解析法について体系的に述べる.さらに,放射線計測の理解を通じて,放射線の安全管理についても理解を深める. | ||
Course Goals | 線量計の種類と一般的特性,ICRU の線量測定の量と単位の定義,絶対線量測定と相対線量測定のテクニック,トレーサビリティの概念と実行方法,線量測定の解釈,熱量計,化学(フリッケ)線量計,空洞理論,電離箱,パルスモード検出器の各論を説明できる.放射線計測法を習得する. | ||
Schedule and Contents |
以下の各項目について説明する.適宜,レポートと口頭試験を課す. 毎週水曜日を原則とする. 医学部附属病院のリソースを使用するため,原則,臨床業務終了後に開始する. 第1~2回:線量計の種類と一般的特性 第3~5回:線量測定による線量測定 第6~7回:ICRU の線量測定の量と単位の定義 第8~9回:絶対線量測定と相対線量測定のテクニック 第10回:トレーサビリティの概念と実行方法 第11回:熱量計,化学(フリッケ)線量計 第12回:空洞理論 第13回:放射線安全管理 第14~15回:放射線治療装置を用いた線量測定. |
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Evaluation Methods and Policy | レポート(50%),口頭試験(50%) | ||
Course Requirements | 医学物理学特論及び医学物理学実習の履修,京都大学医学部附属病院 放射線治療部門で開催される各種カンファレンスへの参加を必須とする.なお,医学物理学特論,演習,実習は在学期間を通じて継続的に実施する. | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 他大学・学術団体・職能団体が開催している勉強会を活用する.勉強会の情報は教員から提供する. | ||
References, etc. |
放射線計測学 (国際文献社) 外部放射線治療における水吸収線量の標準計測法 (日本医学物理学会) |