慢性看護学実習I

Numbering Code G-MED22 5M318 PJ94 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 1st year master's students Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name NIN KAZUKO (Graduate School of Medicine Professor)
FURUTANI KAZUNORI (Graduate School of Medicine Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 慢性病および生活習慣病の予防、症状緩和およびセルフマネジメントに関する看護実践能力を高める。さらに、専門看護師の6つの役割(実践、教育、相談、調整、研究、倫理)を機能させることによって、慢性病者とその家族を中心とした看護師、医師、薬剤師などの他職種パートナーシップを促進し、慢性病者の健康に貢献し、生活の質を高める高度な看護実践能力を修得する。慢性看護学実習Ⅰでは、病院でその機能を発揮する慢性疾患看護専門看護師の実践事例に関わり、慢性疾患看護専門看護師に求められる実践・教育・相談・調整・研究・倫理的調整の役割について理解を深める。
Course Goals 1.慢性疾患看護専門看護師の行う看護実践について理解できる。
2.慢性病者を支える医療者に対する専門的知識と技術に関する教育方法について理解できる。
3.慢性病者を支える医療者に対する相談の過程について理解できる。
4.慢性病者を支えるための調整課題とその調整過程について理解できる。
5.慢性疾患看護専門看護師がどのように研究課題を抽出し、課題解決に向けた研究活動を
  行っているかを 理解できる。
6.慢性疾患看護専門看護師の行う倫理的調整の過程について理解できる。
Schedule and Contents 1.慢性疾患看護専門看護師のシャドーイングを行い、日々の慢性疾患看護専門看護師の
  活動内容の実際を理解し、その目的と根拠および求められる能力について検討する。
2.慢性疾患看護専門看護師とともに慢性病者およびその家族に対するケアとキュアを
  統合した実践に関わり、実践に関する役割について考察する。
3.慢性疾患看護専門看護師とともに医療者教育に関わり、教育に関する役割について考察する。
4.慢性疾患看護専門看護師とともに慢性病者の看護に関する相談事例とその解決過程に
  関わり、相談に関する役割について考察する。
5.慢性疾患看護専門看護師とともに調整的課題をもつ慢性病者の事例とその調整過程に
  関わり、調整に関する役割について考察する。
6.慢性疾患看護専門看護師の臨床での研究活動の実際を知り、研究の役割について考察する。
7.慢性疾患看護専門看護師とともに倫理的課題をもつ慢性病者の事例とその調整過程に
  関わり、倫理に関する役割について考察する。
8.実習の成果をプレゼンテーションし、慢性疾患看護専門看護師の役割についてで討議する。
上記内容を病院実習(60時間)
実習場所は医学部附属病院の専門領域関連の診療科。実習期間は11月~12月頃の2週間。
Evaluation Methods and Policy 実習内容50%、討議20%、レポート30%を総合して評価する。
Course Requirements 慢性看護学特論Ⅰ・Ⅱを履修していること
Study outside of Class (preparation and review) 事前課題は、慢性看護学特論Ⅰ・Ⅱでの授業内容を十分復習するとともに、専門看護師の6つの役割(実践、教育、相談、調整、研究、倫理)を学習したうえで、実習計画書を作成する。事後課題は、実習での学びを振り返り、実習記録をまとめる。
Textbooks Textbooks/References 高度実践看護-統合的アプローチ 第5版, 中村美鈴,江川幸二訳(2017)
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