慢性看護学演習
Numbering Code | G-MED22 5M317 SJ94 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar |
Target Year | 1st year master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.3・4 |
Instructor name |
NIN KAZUKO (Graduate School of Medicine Professor) FURUTANI KAZUNORI (Graduate School of Medicine Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
1.慢性病者の複雑な状態に応じた身体・心理社会面を含む包括的ヘルスアセスメント能力を養う 2.慢性病者の様々な変化する時期に応じた支援技術を養う 3.専門看護師の6つの役割および機能を理解し、慢性病者に対する高度な看護実践を探求する。 |
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Course Goals |
1.慢性病者と家族の療養生活を支るための健康学習支援が理解できる。 2.慢性病者の様々な時期に応じた包括的ヘルスアセスメントを身につける。 3.慢性病者のQOL、アドボカシーおよび意思決定に関わるアセスメントを身につける。 4.慢性病者の様々な時期に応じた症状マネジメント等の支援技術を身につける。 5.慢性病者のQOL、アドボカシーおよび意思決定に関わる支援技術を身につける。 6.慢性病者に関わる「倫理的調整」「相談」における専門看護師の役割と課題が理解できる。 7.専門看護師の6つの役割を統合した慢性疾患看護専門看護師の機能が理解できる。 |
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Schedule and Contents |
第1回 ガイダンス 慢性病者の複雑な状態に応じた包括的ヘルスアセスメント及び 慢性病者の様々な変化する時期に応じた支援技術 【任,古谷】 第2回 1.慢性病者と家族の療養生活を支えるための健康学習支援 【任】 1)予防期における健康学習支援 第3回 2)慢性期および急性増悪期における健康学習支援 【任】 第4回 3)リハビリテーション期およびエンド・オブ・ライフ期における健康学習支援【任】 第5回 2.慢性病者の様々な変化する時期に応じた包括的ヘルスアセスメント および支援技術の実際 【CNS:非常勤講師】 1)慢性期における包括的ヘルスアセスメントおよび支援技術の実際 (1)栄養・代謝機能をもつ慢性病者における血糖値のアセスメント 第6回 (2) 〃 をもつ慢性病者における血糖パターンマネジメント【CNS:小江奈美子】 第7回 (3) 〃 をもつ慢性病者の足に関わるアセスメント 【CNS:横田香世】 第8回 (4) 〃 をもつ慢性病者のフットケア 【CNS:横田香世】 第9回 2)急性増悪期における包括的ヘルスアセスメント及び支援技術【古谷,PT:大島洋平】 (1)呼吸機能障害をもつ慢性病者に関わる包括的ヘルスアセスメント 第10回 (2) 〃 をもつ慢性病者の支援技術:症状マネジメント【古谷】 第11回 (3)免疫機能障害をもつ慢性病者に関わる包括的ヘルスアセスメント実際【古谷】 第12回 (4) 〃 をもつ慢性病者の支援技術:皮膚症状のマネジメント【CN:三富陽子】 第13回 3)リハビリテーション期における包括的ヘルスアセスメントおよび支援技術の実際 (1)神経機能障害をもつ慢性病者の包括的ヘルスアセスメントの実際【古谷】 ①日常生活動作と認知機能に関わるアセスメント:BI,FIM等 第14回 ②障害の受容に関わるアセスメント 【古谷】 第15回 (2)神経機能障害をもつ慢性病者に関わる支援技術の実際 【古谷】 ①日常生活動作と認知機能に関わる支援技術 第16回 ②障害の受容過程のための心理的支援 【任】 第17回 4)地域で生活する慢性病者の包括的ヘルスアセスメントおよび支援技術 (1)包括的ヘルスアセスメントの実際 【NP:中山法子】 第18回 (2)健康歴聴取の実際 【NP:中山法子】 第19回 (3)地域で生活する慢性病者の支援技術① 【NP:中山法子】 第20回 (4)地域で生活する慢性病者の支援技術② 【NP:中山法子】 第21回 3.慢性病者のQOLに関わるアセスメントおよび支援技術 【任】 1)慢性病者のQOLに関わるアセスメント(疾患特異的QOL尺度等) 第22回 2)慢性病者のQOLに関わる支援技術の実際 【任】 第23回 4.慢性病者のアドボカシーと意思決定に関わるアセスメントおよび支援技術【任】 1)慢性病者のアドボカシーおよび意思決定に関わるアセスメント 第24回 2)慢性病者の意思決定支援のあり方についての事例検討 【任】 第25回 5.慢性病における専門看護師の倫理的調整 【古谷】 慢性病者の倫理的調整の実際① 第26回 慢性病者の倫理的調整の実際② 【古谷】 第27回 6.学生の関心領域において、慢性病者に関わるスタッフ看護師が有する 看護実践上の課題を文献より抽出し、「相談」に関する慢性疾患看護 専門看護師の役割について検討する 【任,古谷】 1)スタッフ看護師の有する看護実践上の課題を文献より整理する 第28回 2)「相談」に関する慢性疾患看護専門看護師の役割の検討 【任,古谷】 第29回 7.慢性疾患看護専門看護師の6つの役割を統合した実践①【任,古谷,CNS:非常勤講師】 第30回 〃 ②, 学生の発表に対するフィードバック【任,古谷,CNS:非常勤講師】 |
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Evaluation Methods and Policy | 授業における出席・参加状況(60%)と課題レポート(40%)にて評価を行う。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 事前課題は、ガイダンスで提示する授業内容の文献を精読し、自己の考えをまとめ、プレゼンテーションや討議の準備をしておく。事後課題は、授業内容を十分復習しておく。 | ||
References, etc. |
糖尿病看護フットケア技術 第3版, 日本糖尿病教育・看護学会編(2013), (日本看護協会出版会) 高度実践看護-統合的アプローチ 第5版, 中村美鈴,江川幸二訳(2017) |