がん看護学高度実践実習IIIb

Numbering Code G-MED22 5M309 PJ94 Year/Term 2022 ・ Year-round
Number of Credits 1 Course Type Practical training
Target Year 2nd year master's students Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name TAMURA KEIKO (Graduate School of Medicine Professor)
IZAWA TOMOKO (Graduate School of Medicine Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 概要:地域におけるがん体験者の支援活動「ともいき京都」において、がん看護専門看護師の指導を受けながら、地域で暮らすがん体験者や家族が支援活動に参加して、がん体験者が自ら生きる力を育み・支え合ってネットワークを作る過程における専門看護師の立ち位置や支援について学ぶ。

目的:地域で暮らすがん体験者が自ら生きる力を育み、仲間と共に生き、支えあうネットワークづくりを行っていく上での、がん看護専門看護師としての立ち位置や役割について探求する。また、がん体験者のセルフアドボカシーの重要性について理解し、がん体験者の自律性を高める支援について探求する。
Course Goals 1.地域におけるがん体験者の支援活動「ともいき京都」のミッション・ビジョンを理解する
2.地域におけるがん体験者の支援活動「ともいき京都」の具体的な活動である、がん体験者が「自身の体験を語る」、「グループで対話する」、「専門家に相談する」についての目的を理解し、具体的な活動方法について理解する
3.地域におけるがん体験者の支援活動で提供されているイベントの意義と目的を理解し、がん看護専門看護師が行う参加型学習の場づくりについて理解する
4.がん体験者が「自身の体験を語る」「グループで対話する」ことの意義と目的を理解し、がん看護専門看護師が行うグループワークのファシリテーション・スキルについて理解する
5.「専門家に相談する」場面に同席し、コミュニティで行われるがん看護専門看護師の相談スキルについて学び、医療機関における相談スキルとの違いについて検討する
6.活動への参画を通して、がん体験者のセルフアドボカシーの実際について学び、それを培うための支援について検討する
7.地域で暮らすがん体験者が自ら生きる力を育み、セルフアドボカシーを獲得するための、がん看護専門看護師としての立ち位置(距離感や関わり)や支援について探求する
Schedule and Contents ・実習日程
2021年4月~2022年3月のうちの1週間(第2,4金曜日の計6日間の48時間)、詳細な日程は相談の上決定する

・実習施設
ともいき京都
・実習46時間、振り返り2時間
・ 実習指導体制
〈 実習担当者〉
専任教員:田村恵子、井沢知子(全員がん看護専門看護師)
実習指導者:がん看護専門看護師
※実習担当者であるがん看護専門看護師は3か月ごとにローテーションを組み、開催日には必ず1名以上が参加している。
                              
※実習内容の詳細は実習要項を参照のこと
Evaluation Methods and Policy ・討論への積極的な参加(50点)、討議(20点)、レポート(30点)により評価する。
・実習内容の評価基準は実習目的および実習目標の到達度からも判断する。
・大学院生の目標達成状況を加味し、実習をさらに延長することがある。
・レポートおよび個別報告については到達目標の達成度に基づき評価する。
・1日(8時間)以上実習を欠席した場合には、期間をさらに延長する。
・レポートは提出を必須とし、独自の工夫が見られるものについては、高い点を与える。
Course Requirements 緩和ケア特論Ⅰ・Ⅱ、がん看護学演習Ⅰ~Ⅲ、がん看護学高度実践実習Ⅰ~Ⅲaを踏まえて参加する。
Study outside of Class (preparation and review) 学生は実習要項を熟読して参加する。授業時間と同等以上の時間をかけて自己学習、復習をすること。
Textbooks Textbooks/References 各講師が指定する資料および文献
References, etc. 各講師が指定する資料および文献
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