がん看護学高度実践実習IIIa

Numbering Code G-MED22 5M308 PJ94 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 1 Course Type Practical training
Target Year 1st year master's students Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name TAMURA KEIKO (Graduate School of Medicine Professor)
IZAWA TOMOKO (Graduate School of Medicine Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 概要:在宅において、在宅緩和ケアクリニックより医療よび訪問看護を受け複雑な問題をもつ患者を受け持ち、訪問看護師と医師の指導を受けながら、高度な看護実践を目指した看護過程を展開する。

目的:地域で療養するがん治療に伴う複雑な健康問題を抱える患者に対して、在宅医と協働しながら在宅医療で施される医行為を理解すると共に、患者の希望に沿った治療や療養生活の選択が行えるよう、医療と介護の連携調整を含めた高度実践看護について探求する。
Course Goals 1.受け持ち患者を全人的な視点から包括的にアセスメントを行い、地域で療養するがん患者の特徴と療養上の課題について理解する
2.地域で療養するがん患者と家族を生活の視点から支える訪問看護師の役割について学び、患者や家族に必要な看護ケアを実践する
3.在宅緩和医療を行う医師による患者のフィジカルアセスメントから、どのように予後予測を立て、今後の療養に向けた在宅医療を提供しているのかを理解する
4.地域で療養するがん患者と家族を緩和医療の視点から支える在宅医の役割について、診療場面への同席・同行を通じて理解する
5.医師による受け持ち患者への医学的な指示の流れについて学び、看護師をはじめとする医療職、ケアマネージャや介護福祉士などの介護職など地域における多職種連携の実際について理解する
6.受け持ち患者や家族の療養生活の質の向上を目指したケア内容や工夫点などについて考察し、具体的な提案を行うと共に、多職種チームでのアプローチが展開できるように指導を受けながら調整を行う
7.受け持ち患者と家族への看護過程の展開についてまとめ、それを踏まえて地域における看護ケアの質を向上するためのがん看護専門看護師の役割と役割遂行のための課題について探求する
Schedule and Contents ・実習日程
2021年1月~2月の1週間(6日間で48時間)、詳細な日程は相談の上決定する

・実習施設
渡辺緩和ケア・在宅クリニック/ 
・オリエンテーション2時間、実習44時間、振り返り2時間
・ 実習指導体制
〈 実習担当者〉
専任教員:田村恵子(がん看護専門看護師)、白井由紀、井沢知子(がん看護専門看護師)
実習指導者(看護)
渡辺緩和ケア・在宅クリニック 看護師

実習指導者(医師)
渡辺緩和ケア・在宅クリニック 渡辺剛


・実習内容
各実習施設で、在宅において、医療および訪問看護を受け複雑な問題をもつ患者を受け持ち、訪問看護師と医師の指導を受けながら、高度な看護実践を目指した看護過程を展開する。また、実習指導者である在宅医、訪問看護師の実践を通して、在宅医療の実際を理解する。

※実習内容の詳細については、実習要項を参照のこと
Evaluation Methods and Policy ・討論への積極的な参加(50点)、討議(20点)、レポート(30点)により評価する。
・実習内容の評価基準は実習目的および実習目標の到達度からも判断する。
・大学院生の目標達成状況を加味し、実習をさらに延長することがある。
・レポートおよび個別報告については到達目標の達成度に基づき評価する。
・1日(8時間)以上実習を欠席した場合には、期間をさらに延長する。
・レポートは提出を必須とし、独自の工夫が見られるものについては、高い点を与える。
Course Requirements 緩和ケア特論Ⅰ・Ⅱ、がん看護学演習Ⅰ~Ⅲ、がん看護学高度実践実習Ⅰ・Ⅱを踏まえて参加する。
Study outside of Class (preparation and review) 学生は実習要項を熟読して実習に参加する。授業時間と同等以上の時間をかけて自己学習、復習をすること。
Textbooks Textbooks/References 各講師の指定する資料および文献
References, etc. 各講師の指定する資料および文献
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