精神看護学特講演習

Numbering Code G-MED27 7D214 SJ94 Year/Term 2022 ・ Year-round
Number of Credits 4 Course Type Seminar
Target Year 2nd year doctoral students Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name Not fixed (Kyoto University)
Outline and Purpose of the Course こころの健康づくりをテーマとして、ハイリスク者への介入事例をとおして狭義の精神医学モデルにおけるキュアを習得した上で、複合的介入方法による政策を含めた社会資源の開発と関係機関との連携によるプライマリーケアのための人材養成を目指す。脳波や画像解析における精神生物学的解析からの基礎研究と精神分析学視点における精神看護の質的研究を融合させる、もしくは質的研究と量的研究のミックスメソッドにより、心の健康について統合的に発展した成果で国際的発信を含めて社会に貢献できるよう習得する。障害者の真の健康とは何か、生活とは何かを統合的な実践活動の中から真のQOLを創生し、社会に発信していけるよう指導する。

精神保健及び精神科看護に関する精神看護学の関心研究領域の現象・支援実践と看護の役割について研究的アプローチに基づき探求する。それらにより、自らの研究課題を焦点化し、研究を進める手法を理解する。
Course Goals 脳波や画像解析における精神生物学的解析からの基礎研究の手法と、精神分析学視点における精神看護の質的研究の手法を習得する。
集団の傾向を明らかにする疫学的手法と、物事の本質的探求を可能とする質的研究の手法によるミックスメソッドの手法を習得する。
精神保健及び精神科看護に関する精神看護学の関心研究領域の現象・支援実践と看護の役割について、自らの研究課題を焦点化し、研究を進める手法を理解する。
Schedule and Contents 第 1回~10回
脳の生理学的な今日的課題から脳波を含めた脳画像解析のアプローチ方法と基礎的な高次脳機能障害の研究方法に関する知識を修得する。
また関連文献のレビューを行う。

第11~20回
ミックスメソッドの手法に関する関連文献のレビューを行い、研究方法論に関する知識を深め、課題学習において研究方法論を試みる。

第21~30回
対人関係の看護論および精神分析学的アプローチをもちいて、処遇困難患者や心神喪失者医療観察法の対象者を含めた卓越した看護実戦能力を修得する。
関連文献のレビューやフィールドワークを行う。
Evaluation Methods and Policy レポート20%、プレゼンテーション40%および授業参加状況40%を総合的に評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 研究方法論の知識と実施トレーニング内容を復習し体得しておくこと。
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