臨床認知神経科学特講演習
Numbering Code |
G-MED30 7D608 SJ25 G-MED30 7D608 SJ30 |
Year/Term | 2022 ・ Year-round |
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Number of Credits | 4 | Course Type | Seminar |
Target Year | 2nd year doctoral students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | |
Instructor name |
TOICHI MOTOMI (Graduate School of Medicine Professor) LIANG NAN (Graduate School of Medicine Associate Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | リハビリテーション対象者の社会生活への最大限の適応を脳機能の改善によって引き出すためには、脳の構造と働きについて、①脳の働きの基盤となる神経解剖学的および生理学的基礎知識を習得する.②本専攻、京都大学医学部附属病院あるいは関連する研究・臨床病院において運動・感覚、睡眠・覚醒、注意・情動・高次認知機能に関する神経機能学的研究、神経心理学的研究、脳機能画像研究、電気生理学的研究などの演習を行い、リハビリテーション臨床研究課題に対応する解決能力を修得する.③日常生活を中心としての生活適応を目指す介入についての基礎的研究と臨床研究について、人と作業課題、環境との相互的な関係の中で分析するため、運動機能、身体機能、認知機能、作業特性について知識を深め、身体障害あるいは高次脳機能障害、老年期などのリハビリテーション的介入について理解を深める.ことを行う。 | ||
Course Goals |
①生活機能の神経基盤となる脳機能についてその神経生理学的基礎知識を習得する。 ②リハビリテーション臨床研究課題を解決するために必要な神経機能学的研究法、神経心理学的研究法、脳機能画像法および電気生理学的手法を習得する。 ③高次脳機能障害および老年期などのリハビリテーション的介入に必要な認知機能およびその作業特性についての知識と分析能力を習得する。 |
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Schedule and Contents |
第1回~第15回(4/8-6/2) 精神疾患の患者を対象に脳機能画像測定や精神生理学的検査などを行い,実際の臨床像とその神経基盤との関連を考察し,有効的な治療論について検討する。 【十一】 第16回~第30回(6/3-8/4) 脳の神経生理学を中心に学習し,高次脳機能障害および老年期などの患者を対象に作業特性とその神経基盤との関連を考察し,有効的な治療論について検討する。 【梁】 |
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Evaluation Methods and Policy | 口頭発表、レポート、出席状況、授業、報告会等への積極的関与により総合的に評価する。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 各演習前に与えられた課題等をあらかじめ予習する。また、演習後にレポートを提出する。 | ||
References, etc. | The Central Nervous System, Per Brodal, (Oxford), 三谷担当分 |