助産学総合実習I

Numbering Code G-MED22 5M289 PJ94 Year/Term 2022 ・ Year-round
Number of Credits 3 Course Type Practical training
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name OTAKI CHIFUMI (Graduate School of Medicine Senior Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 助産学実習中および終了後に、分娩介助以外に助産師が関わる周辺的な業務や視点を総合的に学ぶことを目的とする。具体的には、①妊娠~産褥までの継続的な視点 ②ハイリスク妊娠と分娩に関わる視点 ③分娩施設の管理に関わる視点から実習を行い、助産師活動への総合的な視点と実践を学ぶ。
Course Goals ①妊娠期~分娩期~産褥期における継続的なケアについての理解を深める。
②NICU/GCUに入院している児とその家族を取り巻く周産期状況を学び、助産師が行う支援について理解する。
③分娩施設における人員や経済的な管理を理解し、管理業務の例を考えることができる。
Schedule and Contents ①助産学実習中に経験した事例について継続的視点からのアセスメントと必要なケアの考察を行う。助産学実習で分娩介助した事例について産褥1ヶ月健診までの経過を辿り、一人の産婦が妊娠期から産褥期にかけてどのように変化するのかを学び、必要なケアを考える。助産師として継続的なケアの意義と日本の医療の現状を理解し、求められるケア体制について考察を深める。病棟での実習が困難な場合には、事例展開を通じて考察を深める。
②NICU/GCUで3~5日の実習を行う。NICU/GUCに入院した児の病態と、それを引き起こした母体の周産期状況について理解をし、アセスメントと必要なケアの考察を行う。一患児とその家族を連続して受け持つことにより、日々のケアの変化と児と家族の成長について考察を深める。また、助産師として出産前の管理を含めて妊婦へどのようなケアが必要かについて考える。同時に、NICU/GCUに特徴的なケアを理解し、新生児発達におけるケアの意義を考察する。病棟での実習が困難な場合には、事例展開を通じて考察を深める。
③分娩施設(病院や助産所)において看護部や師長・助産院院長の動きについて学び、人員や経済の管理について考えることができる。分娩施設における実習が困難な場合には、架空の事例を用いて考察を深める。


オリエンテーション2時間、病院での実習56時間、助産院での実習16時間、振り返り16時間 (合計90時間)
Evaluation Methods and Policy 実習態度10%、記録30%、レポート30%、カンファレンスの参加度10%、面接10%
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 継続的なケア、NICU/GCUにおけるケア、管理に関する基本的な知識については各自学習を行うこと。振り返り後で明らかになった足りなかった学習について各自補うこと。
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