Research Methods for Policy
Numbering Code | G-MED11 8Z065 SB90 | Year/Term | 2022 ・ Irregular, First semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | Professional degree students | Target Student | ||
Language | Japanese and English | Day/Period | ||
Instructor name |
KAWAKAMI, KOJI (Graduate School of Medicine Professor) Becker,Carl Bradley (Center for the Promotion of Interdisciplinary Education and Research Project Professor) |
|||
Outline and Purpose of the Course |
本講義は、「政策のための科学」 プログラムのオリジナル科目の一つ (選択科目I:基軸科目群) である。 社会政策を研究するためには、社会学、心理学、科学史、政治経済などの学問体系を股がらざるを得ない。 本演習では、それぞれの学問領域の研究方法論を土台に、情報の検索・収集・分析・評価から、論理構造や 政策作りまで、学会発表を含め、高度な論文の研究法と書き方を目指して指導する。本演習によって、院生は 信憑性と注目度の高い情報を直ぐに探せ、自分の研究論文の先行研究として位置付けられる様になる。 そして論文の論理的構築と標準的形式を理解して、研究論文や出版投稿論文の基礎知識を身に付ける。 |
|||
Course Goals |
本演習によって、学生は信憑性と注目度の高い情報を直ぐに探せ、それらを自分の研究論文の先行研究として位置付け られるようになる。そして論文の倫理的構成と標準的形成を理解して、卒業論文や出版論文の基礎知識を身に付ける。 |
|||
Schedule and Contents |
下記の様な内容を毎週紹介し、毎回それぞれに関する宿題を添削・訂正する: 1) オリエンテーション:メモの取り方、学術的集中法等 2) 研究テーマの選び方・絞り方・目的と研究題目 3) 論文調の表現や注意点・中心的概念の定義の種類 4) 基礎文献の特定・確認・検索方法 5) Cinii/Web of Science による有用記事+目的の明瞭化 6) 書評で注目される著書の検索 7) 被引用件数で雑誌記事を検索 8) アブストラクトの使い方と書き方 9) アウトライン・目次 論理構造の形成 10)新聞記事・大宅壮一 (+文献表) 11)アウトライン・目次 の実例再検討 12)英語と日本語の博論・非売品や政府白書から科研・財団報告書 13)目次の最終構成・文献表作成確認 14)総まとめ、宿題提出 15)フィートバック |
|||
Evaluation Methods and Policy |
中間の提出:10%、学期末レポート試験:30%、 毎回の出席と宿題提出:60%、と計算して評価する。 なお、5回以上授業を欠席した場合には、単位を認めない。 |
|||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
授業外学修としては、毎回、受講者の研究テーマに関する作文か、図書館や データベースで資料に基づく調査か、いずれかの作業を期待する。毎週提出 された作文や資料は、次週に審議され、ディスカッションの種にもなるので、 その予習と提出は欠かせない。 その積み重ねで成果が上がってゆく。 論文作成は、数冊の本を読めば出来る作業ではなく、広範囲な文献収集を 要するので、計画的な時間配分を心がけられる大学院生を期待する。 |
|||
Textbooks | Textbooks/References | 授業中に紹介・配布する。 | ||
References, etc. |
仕事文の書き方, 高橋昭男, (岩波新書) 読み書きの技法, 小笠原誠, (筑摩書房) |