実践ホスピタリティ企業経営

Numbering Code Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.2
Instructor name KIKUCHI TADAO (Graduate School of Management Practicing Professor, Professional Graduate School)
HARA YOSHINORI (Graduate School of Management Professor)
Outline and Purpose of the Course インテグレイティッド・ホスピタリティの実践を経営実務の視点から具体的事例を通して学ぶことを目的とする。ホスピタリティ産業における価値創造プロセスを体系的に理解するとともに、経営実務として留意すべきことを、ファイナンス、イノベーション等の論点と併せ、企業を取り巻くステークホルダーの視点も意識しつつ経営実務能力の習得を図ることを目的とする講義とする。実際の講義にあたっては当職がロイヤルホールディングスの経営に携わる過程で直面してきた課題、そしてその課題解決の道筋を示しつつ、極力実践能力の向上に資する内容とする。さらにCOVID-19がホスピタリティ産業、経営に対してどのような影響を与えるかを随時考察し、ホスピタリティ産業の環境変化とその将来について実践的に理解できるよう運営する。
Course Goals ホスピタリティ企業経営の概念を実践する上で必要な基礎的な経営理論を体系的に習得するとともに、ホスピタリティ産業に特有のリスクを把握し、経営の実践能力を習得する。
Schedule and Contents <第一部 ホスピタリティ産業の経営実践>
第1回
ホスピタリティ産業経営総論
・具体的な経営事例(ロイヤルホールディングス)をもとにホスピタリティ企業経営の実例を俯瞰
第2回 
経営の失敗の本質
・ホスピタリティ産業における経営の失敗の実例から産業特有のリスクを考察
第3回
長期低迷からの脱却
・経営の失敗から脱却する上で必要な経営的視点
<第二部 ホスピタリティ産業の財務諸表の基礎的理解>
第4回
財務諸表の俯瞰的理解
・財務諸表の基礎項目とその理解
第5回
実践的財務分析 (演習)
・実際のホスピタリティ企業の財務分析演習
第6回 
資本市場の変化と資本効率
・資本市場の変化とホスピタリティ産業における資本効率
第7回
企業価値評価
・ホスピタリティ産業における企業価値評価の実際
<第三部 ホスピタリティ産業の産業化の歴史とその本質>
第8回
ホスピタリティ産業の歴史と変化
・ホスピタリティ産業のこれまでの産業化プロセスとこれからの変化
第9回 
ホスピタリティ産業のおける生産性
・ホスピタリティ産業の生産性の概説
第10回 
生産性向上に向けた具体的なアプローチ
・生産性向上に向けた具体的な取り組み事例
第11回
ホスピタリティとテクノロジー
・ホスピタリティ産業におけるテクノロジーの活用
第12回
ホスピタリティ産業における持続的モデルに向けた課題プレゼンテーション発表①
・課題プレゼンテーション(グループワーク)
第13回
ホスピタリティ産業における持続的モデルに向けた課題プレゼンテーション発表②
・課題プレゼンテーション(グループワーク)
第14回 
ステークホルダー経営
・ホスピタリティ産業における各ステークホルダーの位置づけ

(全体のプログラムは実際の進捗状況に応じて変更する可能性があるので留意が必要。またコロナ禍における経営者の意思決定等随時リアルタイムに解説する)
Evaluation Methods and Policy 授業出席・参加状況(20%)、課題プレゼンテーション(40%)、最終課題レポート(40%)
Course Requirements 特段の履修用件は設けないが、後期に開催されるインテグレイティッド・ホスピタリティ経営論と併せて受講するとより全体の理解は深まることを想定している
Study outside of Class (preparation and review) 自らが興味を有するホスピタリティ産業の現場を顧客として体験することにより、いかに価値創造がなされているか、価値破壊が行われているかを観察することが期待される
References, etc. 特になし
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