観光・老舗経営論
Numbering Code | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Fri.3 |
Instructor name | MAEGAWA YOSHIKAZU (Graduate School of Management Program-Specific Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 観光産業は伝統的なサービス産業のひとつの象徴である。一方で老舗は、狭義のサービス業に限らずものづくりを生業としている場合も多いが、地域に根付きながら長年にわたって価値を創造し続けている存在である。こうした意味で、観光と老舗がともにもつ地域性と伝統性とに焦点を合わせ、経営学の観点からそれらを概観することが、この科目の目的である。その過程において、観光や老舗を含むサービス業、さらにはビジネス一般における経営の理念、理論、ツールなどを議論する。 | ||
Course Goals |
・観光業のサービス業としての側面を理解する ・老舗のサービス業としての側面を理解する ・観光と老舗の文化の担い手としての側面を理解する ・特に京都における観光と老舗の有機的結合について考察できる |
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Schedule and Contents |
1 イントロダクション(老舗旅館の台湾進出) 2 観光・老舗経営 概論 統計、MICE / IR 3 観光・老舗経営 戦略① 2要因理論、「おもてなし」、 4 観光・老舗経営 戦略② 属性マップ 5 観光経営 人的資源管理 ① 日本旅館の事例 6 観光経営 人的資源管理 ② 仲居さん、車内販売 7 観光経営 マーケティング / 研究・開発 8 観光経営 ケーススタディ(OM・財務・HRM・戦略) 9 老舗研究・企業研究 10 老舗経営 京都と大阪の老舗 ① 京都の老舗の事例 11 老舗経営 京都と大阪の老舗 ② アンケート、事業継承 12 老舗経営 製造業と製菓業 13 老舗経営と観光経営のフレームワーク 14 学生による観光と老舗の研究発表 15 フィードバック / 講評 |
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Evaluation Methods and Policy |
授業への参加と貢献: 20%(出席回数が2/3に満たない場合は自動的に不可となる) レポート提出: 80%(期中と期末) |
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Course Requirements |
・履修要件としては、前年度後期のサービス系5科目(サービス創出方法論、サービスモデル活用論、サービス原論、サービス経営論、サービス産業事例分析[※サービス産業論(H22)より名称変更])。ただし、いずれかひとつでも可。また、当該期における並行履修も可。 ・その他、組織論、経営戦略、マーケティングの知識を前提とする。 |
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Study outside of Class (preparation and review) |
・予習は求めないが、その週のトピックスに関連する科目(組織論、経営戦略、マーケティング、サービス経営など)を復習して授業に臨むこと ・京都は観光や老舗に関する実践例が豊富に存在するので、自発的・積極的に取材することを求める |