プライベート・エクイティファンドと企業価値向上

Numbering Code Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.4・5
every 2 weeks
Instructor name KODA HIROTO (Graduate School of Management Practicing Professor, Professional Graduate School)
Outline and Purpose of the Course 〔ポラリス・キャピタル・グループ寄附講義提供科目〕
日本において、プライベート・エクイティ業務(ファンド)の広がりが進展する中で、金融機能面について、広く経済学及び経営学の立場から研究し、日本経済の国際競争力の強化に貢献すること、並びに理論的、体系的に考察することを通じて、プライベート・エクイティ業務の金融面における具体的知見の蓄積を図っていくことを目指す。
Course Goals ・プライベート・エクイティ業務とリスクマネーの供給のあり方について習得する。
・プライベート・エクイティ・ファンドが、どのような手法を活用して投資先の企業価値を向上しているのか、金融機能面・事業再編面から理解を深める。
Schedule and Contents 【講義スケジュール(予定)】 ・・・隔週金曜日4・5限、1回あたり2コマ(90分×2=3時間)を予定

第1回:企業価値向上を要する日本企業や日本経済の現状と課題
第2回:プライベート・エクイティ・ファンドの概要
第3回:リスクマネー供給と企業価値向上サポート
第4回:投資銀行とPEファンドの協働/法律・MBO(法律事務所ほか)
第5回:具体的な投資先のケーススタディ
第6回:会計(監査法人)/大企業としての取組み
第7回:PE投資家(期間投資家)/まとめ
第8回(換算15回目)講評 (出席、授業への参加、期末レポートの採点結果を踏まえ、講評をKULASISに掲示)
Evaluation Methods and Policy 平常点(35%)講義出席時の小・ミニレポート。
期末レポート(65%)。
Course Requirements 経営学・会計学・コーポレートファイナンス・M&Aの基礎知識があることが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) 予習: 参考文献等を適宜参照し、分からない専門用語がある場合は、用語集等で予め確認しておくことが望ましい。
復習: 講義で配布されたレジュメを読み直し、内容の理解度を確認しておくこと。
Textbooks Textbooks/References 特定のテキストは使用しない。毎回レジュメを配布する予定。
References, etc. ポラリス・キャピタリズム, 木村雄治, (ダイヤモンド社, 2013年)
しがらみ経営 価値を生み出す「関係性」のマネジメント, 木村雄治・徳岡晃一郎, (日本経済新聞出版社, 2017年)
ビジネスモデル・イノベーション, 野中郁次郎・徳岡晃一郎, (東洋経済, 2012年)
『プライベート・エクイティ投資の実践, 幸田博人, (中央経済社, 2020年)
ポストコロナ時代のプライベート・エクイティ, 幸田博人・木村雄治, (金融財政事情研究会, 2022年)
教科書指定はしないが、参考書として活用することが望ましい
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