金融リテラシー

Numbering Code Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.5
Instructor name KODA HIROTO (Graduate School of Management Practicing Professor, Professional Graduate School)
KAWAKITA HIDEKATA (Graduate School of Management Project Professor)
Outline and Purpose of the Course 2008年の金融危機を契機とした金融危機を踏まえ欧米で金融リテラシーの重要性が再認識される中、日本においても、2013年以降、本格的に金融教育の推進が図られている。金融市場の利用者である「個人」の金融に関する知識・判断力の向上が図られることが、日本の今後の人口減少問題などの様々な社会課題の解決に向けた基盤作りとしても意味があり、人々が社会の中で経済的に自立し確りと生きていくために不可欠である。金融に関するスキルの蓄積を図る。「基礎的な金融リテラシー」に加えて、ジェロントロジー(老年学)などの「応用的な金融リテラシー」を学ぶことができる体系的な「金融リテラシー」講義を外部の専門家と共に提供する。
Course Goals 最低限身につけるべき金融リテラシーに留まらず、年齢別に必要な知識の体系を習得し、日本の社会課題に係る知見を得る。
Schedule and Contents 【講義スケジュール(予定)】後期 毎週水曜日の5限
担当教員の講義とゲスト(専門家)の講義を体系的に組み合わせる。

第1回 金融リテラシー基礎編:なぜ今金融リテラシーなのか(担当教員)
第2回 金融リテラシー基礎編:金融リテラシーの意味(金融庁)
第3回 金融リテラシー基礎編:人生、お金、金融知識 (日本銀行)
第4回 金融リテラシー基礎編:金融リテラシーは生きる力 (東京証券取引所)
第5回 金融リテラシー基礎編:保険リテラシー
第6回 金融リテラシー基礎編:資産運用 (担当教員)
第7回 金融商品のあり方/金融の担い手のビジネスモデル (金融庁)
第8回 ビジネスモデル/老年学・ガイダンス (担当教員)
第9回 金融リテラシーの今後の展望 (金融庁) 
第10回 金融ジェロントロジー(老年学)
第11回 資産管理の高度化 (担当教員)
第12回 FinTech (金融庁)
第13回 年金運用・ESG投資 (年金基金)
第14回 まとめ (担当教員) 
第15回 フィードバック
期末試験
講評  (出席・授業への参加、期末試験の採点結果を踏まえ、KULASISに掲示)
上記について、内容・順番等に変更が生じる可能性あり。
Evaluation Methods and Policy 平常点(35%)は毎回の講義後の小(ミニ)レポート。
期末テストないしは期末レポート(65%)。
Course Requirements 経済の基礎知識があることが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) 予習: 教科書等を適宜参照し、分からない専門用語がある場合は、用語集等で予め確認しておくことが望ましい。
復習: 講義で配布されたレジュメを読み直し、内容の理解度を確認しておくこと。
Textbooks Textbooks/References 金融リテラシー入門 基礎編, 幸田博人・川北英隆, (きんざい・2021年), ISBN:978-4322138290
金融リテラシー入門 応用編, 幸田博人・川北英隆, (きんざい・2021年), ISBN:978-4322138306
上記教科書は参考としつつ、毎回レジュメも配布する予定。
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