ベンチャー・エコシステム

Numbering Code Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.3・4
every 2 weeks
Instructor name KODA HIROTO (Graduate School of Management Practicing Professor, Professional Graduate School)
Outline and Purpose of the Course 【ポラリス・キャピタル・グループ 寄附講座 提供科目】

2020年代、日本は、社会・経済構造の大きな変化にさらされている。そうした中で、特に重要なポイントは、ベンチャー企業の育成、イノベーションへの取り組みである。本講義では、日本のベンチャー・エコシステムの構築を図る観点から、「ベンチャーエコシステム」のボトルネックを具体的に認識し、その課題の解決に向けたテーマを取り上げる。コロナ禍の下、DXや第4次産業革命に係るイノベーションへの取り組みの重要性はましている。
取り組み実例の紹介のため、スタートアップ企業・ベンチャーキャピタル(VC)等の専門家をゲスト講師として招聘し、具体的な課題に即した講義とゲストを交えたディスカッションをする予定。産官学連携も一つの大きなテーマとしてその取り組みを具体的に探る。
Course Goals 「ベンチャーエコシステム」の全体像とボトルネックについての具体的な認識を得ること。あわせて、その課題解決に向けた方策について、具体的テーマ性を持って議論することを通じて、「ベンチャー・エコシステム」全体への取り組みをどう進めるべきかについて、体系的、実践的な思考を習得することを目指す。到達目標に向けた課題設定としては、各回講義の出席を通じた小レポートと期末レポートでの評価を行う。
Schedule and Contents 【講義スケジュール(予定)】 ・・・隔週金曜日3・4限、1回あたり2コマ
(90分×2=3時間)を予定

対面講義とZoomを使用したオンライン講義を併用予定


第1回:社会課題をどう捉えるか(担当教員:幸田博人)
第2回:ベンチャーエコシステム(含むVC関連)(担当教員:幸田博人)
第3回:スタートアップ企業(担当教員:幸田博人 ゲスト:投資先)
第4回:大学発VC(担当教員:幸田博人 ゲスト:みやこキャピタル 岡橋寛明氏)
第5回:スタートアップ企業とIPO(ゲスト:投資銀行)
    社会課題解決型ベンチャー企業(ゲスト:ベンチャー上場企業)
第6回:新しい事業創世の取組み(ゲスト:起業家)
第7回:PEとバイアウト(担当教員:ポラリス・キャピタル・グループ 木村雄治氏)
    まとめ(担当教員:幸田博人)
第8回(換算15回) 課題、フィードバックなど。講評(出席、授業への参加、期末レポート採点結果を踏まえ、講評KULASISに掲示)

※今後、変更の可能性がある。
Evaluation Methods and Policy 平常点(35%)講義出席に伴う小・ミニレポート。
期末レポート(65%)。
Course Requirements 具体的な履修要件は課さないが、社会課題解決に向けたイノベーションのあり方やベンチャーの重要性に係る関心を有すること。
Study outside of Class (preparation and review) 授業で取り上げるトピックについては、適宜、予習、復習をすること。
Textbooks Textbooks/References 特定の教科書は用いない。必要な資料は、講義の中で、提供する。
References, etc. プライベート・エクイティ投資の実践, 幸田博人, (中央経済社, 2020年)
ポストコロナ時代のプライベートエクイティ, 幸田博人・木村雄治, (金融財政事情研究会, 2022年)
教科書指定はしないが、参考書として活用することが望ましい。
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