経営科学リサーチ実習 I

Numbering Code P-MGT75 60476 PJ44 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type lecture and practical training
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period
Instructor name Supervisor (Graduate School of Management)
ISAGAWA NOBUYUKI (Graduate School of Management Professor)
SAWABE NORIO (Graduate School of Management Professor)
YAMAUCHI YUTAKA (Graduate School of Management Professor)
Outline and Purpose of the Course 本実習においては、基礎・専門科目で修得した知識をもとに、自らの研究分野を踏まえた実際のビジネスのケーススタディーあるいは当該分野に関わるビジネスモデルを作成するために必要な知識の習得と基礎的調査の実施を行い、経営科学リサーチ実習(Ⅱ)におけるフィールドリサーチに繋げることを目的とする。
Course Goals 基本的には、その研究の構成を組み立て、必要な文献サーベイ、フィールドリサーチ実施計画立案、基礎的調査データ収集に至るまでのプロセスを踏むこととする。
Schedule and Contents 各担当教員の一年間を通じての経営科学リサーチ実習のテーマは以下のとおりである。

(砂川伸幸)経営科学特別演習で修得した手法を特定の企業や業界に応用して,博士論文を執筆する。その過程において,国内外の文献研究を行い,経営学における論文の位置づけと貢献についても明確化していく。また,国内外の学会や研究会で論文を報告する機会も設ける。

(澤邉紀生)企業や政府機関などの組織におけるマネジメントコントロールシステムの構造・機能・運用方法を調査・分析し、ケース教材を開発する。

(原 良憲)米国・シリコンバレーにおけるICT最先端企業の調査を行い、その内容を、調査レポート、もしくは、事例分析として論文やワーキングペーパーにまとめる。

(松井啓之)計画理論の立場から、行政や企業、社会システムの課題や問題を明らかにし、数理的手法やゲーミング/エージェントシミュレーション等の手法を用い解決を図り、事例分析として論文やワーキングペーパーにまとめる。

(若林直樹)サービス供給をする企業の組織能力の特性を分析し、それを教材開発できるように、海外調査を含めた内外の複数企業を対象に優秀事例分析を行いケース教材を開発する。

(前川佳一)サービス現場の中でも、実践されたイノベーションを取材し、レポートする。方法としては、定性的方法(事例分析、仮説構築→ケース教材へ)、定量的方法(データ分析、実証的研究→論文へ)あるいは両者の折衷的方法(→ケース教材または論文へ)とする。

(アスリー・チョルパン)企業戦略(特に多角化戦略、国際化)に関する理論を踏まえた上で、日本及び諸外国の大企業が採用している投資戦略を実証的に解明し、さらにその戦略の有効性を収益への貢献の観点から評価する。

(山内 裕)いくつかのサービスを対象とし、その文化的側面を経験的に分析し、かつそれを理論的な枠組みとして提示できるように論文にまとめる。

(山田忠史)交通システムや物流システムに関する実例を取り上げて、データ解析や数理解析などの科学的手法を用いて、その効率化・最適化を検討し、ワーキングペーパーを作成する。

(大庭哲治)持続可能な都市空間と良好な都市経営の実現に向けて,都市・地域が抱える具体的な課題を対象に,理論的かつ実証的な研究を行い,エビデンスに基づいた政策的インプリケーションが提示できるように,論文やワーキングペーパーとしてとりまとめる.
Evaluation Methods and Policy 調査研究テーマを設定したうえで、文献サーベイ及び調査研究のアプローチ方法に関わるレポート、基礎的データ収集、フィールドリサーチの 実施計画に関わるプレゼンテーション等を総合的に判断して評価する。
Course Requirements MBAに関わる基礎知識の習得と、博士課程の基礎科目2単位及び経営科学特別演習2単位を修得していること。

Study outside of Class (preparation and review) 担当教員が指示する。
References, etc.
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