ファイナンス工学特論B
Numbering Code | P-MGT75 60076 LJ44 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Target Student | |||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.5 | |
Instructor name | EGAMI MASAHIKO (Graduate School of Economics Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 本特論は「ファイナンス工学1、2」を基礎スキルとして、修士・博士論文の作成を視野に入れ、研究を進めるうえで、必要・有益と思われるトピックや数学についてテーマを絞って学習することを目的とします | |||
Course Goals | より発展的な理論を学修し、論文作成のための基礎能力を身につける。 | |||
Schedule and Contents |
本年度は下記の教科書を用い「Local time(局所時間)」について、参加者による発表を中心に進めます。最初の講義には必ず出席してください。また(教科書の内容に限らず)各自の論文のアイデア等を議論する場ともなります。 1. Local timeの定義と存在について(3週間) 2. 一般化された伊藤の公式(3週間) 3. Poisson random measureとSubordinator(3週間) 4. 時間変換によるブラウン運動の分解について(3週間) 5. Elastic Brownian motion(3週間) |
|||
Evaluation Methods and Policy |
平常点評価(100%) 必ず発表をすること、課題の提出が要求される場合は必ず提出すること |
|||
Course Requirements | 「ファイナンス工学II」を履修済みであること | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 発表の回でなくとも予習は必須です。各自が予習しているという想定で進めます。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | Brownian motion and stochastic calculus, I. Karatzas and S. Shreve, (Springer, 1991 ), ISBN:3-540-97655-8 |