サービス(無形資産)会計

Numbering Code P-MGT75 60092 LJ44 Year/Term 2022 ・ Intensive, First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Intensive
Instructor name OKADA YUKIHIKO (Part-time Lecturer)
HARA YOSHINORI (Graduate School of Management Professor)
Outline and Purpose of the Course  社会経済のサービス化に対し、ようやく本格的な教育研究がなされるようになってきた。本講義では、無形性が高くかつ多義的なサービスについて、経営学・会計学の理論からその測定と管理のあり方を実証的・実践的に教授する。具体的には、(1)サービスの伝統的な測定・管理、(2)近年における最先端のサービス測定・管理、の2点を取り上げる。
Course Goals ・新たなサービス・ビジネスを構想する際、どのように会計システムをも設計すればよいか提示できるようになる。
・新たなサービスを開発する際、採算面をも考慮した設計活動を行えるようになる。
Schedule and Contents <授業計画>
以下の内容などについて、受講生が期待するものを重点的に講義する。
●テーマ1 サービスと伝統的理論
1.はじめに
2.サービスとは何か:4つのメガネ
3.戦略的サービスビジョンとサービスプロフィットチェーン
4.伝統的な商業簿記の視点
5.伝統的な原価計算・管理会計の視点
6.サービスと活動基準原価計算
●テーマ2 最先端の理論と事例
7.ビジネスモデルと会計
8.収益モデルと会計
9.会計デザイン
10.成功するサービス開発
11.サービスの原価企画
12.サービスのコストマネジメント
13.サービス分野における採算管理の効果
14.ダイナミックAISケイパビリティの重要性
●ディスカッション
15.ディスカッション
Evaluation Methods and Policy 発言・クイズ(75%)
レポート(25%)
Course Requirements 日商簿記検定3級程度の簿記・会計の基礎知識
サービス・マーケティングの基礎知識
Study outside of Class (preparation and review) 以下の4つの論文を、予習もしくは復習として読んでおくこと。

1.岡田・山矢(2019)「サービス原価企画力の源泉と効果に関する実証分析」『會計』。
2.岡田・生方(2017)「サービス原価企画の実態分析の追試」『會計』。
3.岡田・堀(2014)「サービス原価企画の実態分析」『會計』。
4.岡田(2010)「サービス原価企画への役割期待」『會計』。
PAGE TOP