1340001Japanese Language and Literature (Seminars)

Numbering Code G-LET10 71340 SJ36 Year/Term 2022 ・ Year-round
Number of Credits 4 Course Type Seminar
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.5
Instructor name OOTSUKI MAKOTO (Graduate School of Letters Professor)
Outline and Purpose of the Course 京都大学が所蔵する鈴鹿本『今昔物語集』(国宝)をとりあげ、演習形式で研究を行う。
説話、漢字片仮名交り文、和漢混淆文についての基礎知識を獲得し、資料を日本語史・日本文学の研究資料として使用するための方法・視点を学ぶことを目的とする。
授業では、調べ、考える楽しさを重視する。
Course Goals 説話、漢字片仮名交り文、和漢混淆文についての基礎知識を獲得する。様々な工具書を用いて資料を読解し、そこに現れた日本語表現について考察できるようになる。
Schedule and Contents 本演習では、京都大学が所蔵する鈴鹿本『今昔物語集』(国宝)をとりあげ、その研究を行う。具体的には、資料を一文字ずつ読みながら、読解・注釈を行い、その過程で、出典・表記・音韻・文法・語彙といった種々の方面から検討を加える。説話、日本語史、古辞書に興味がある人には面白いものとなろう。
年度はじめ数回をイントロダクションにあてる。
その後、受講者による発表形式で進める。発表者は担当部分から問題点を見つけ出し、発表する。
授業では受講者からの積極的な発言を歓迎し、活発な議論が行われることを期待している。

第1回 イントロダクション①
第2回 イントロダクション②、担当決め
第3回~第29回 発表と議論
第30回 まとめ
Evaluation Methods and Policy 成績は発表によって評価し、授業中の発言等を平常点として加味する。
発表の機会がなかった者は発表に相当するレポートをもって評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 受講者全員がその時間に取り上げる該当部分について予習した上で授業にのぞむこと。
Textbooks Textbooks/References https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00000125

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