7331033Sociology
Numbering Code | G-LET30 67331 LJ45 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | special lecture | |
Target Year | Target Student | |||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive | |
Instructor name | TAKEZAWA YASUKO (Institute for Research in Humanities Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 本年度は、人種差別・偏見・ステレオタイプについて考えたい。人は、森羅万象の情報を記憶するために分類を行う。しかし、分類行為自体は普遍的であるものの、分類の指標や境界は、社会的状況により可変的である。その分類が誰によって何のために創られ、どのような結果を招いたのかを、我々社会科学・人文学を学ぶ者は注視しなければならない。授業では、人種概念の成り立ちから、「コーカソイド」「モンゴロイド」等の用語が孕む西欧中心主義、人種とジェンダーの交錯、また現代における日常的な無意識の偏見やマイクロアグレッションについても扱う。動画やドキュメンタリーも一部使用する。大学院生は、授業の一部において課題論文に関する発表も行う。 | |||
Course Goals | 人種、民族、エスニシティ、ステレオタイプ等の基本的概念の定義を理解する。人種主義は、社会システムと個人の偏見が両輪となって引き起こされるものであることを理解する。これらに関する基本的文献を読解し、社会システムや個人の偏見に対する意識を高める。 | |||
Schedule and Contents |
第1回 オンディマンド授業「ブラック・ライブズ・マター運動の背景と課題」 第2〜4回 現代における人種差別 「人種」「民族」「エスニシティ」「ステレオタイプ」等の定義 第5回 課題論文に関する発表とディスカッション 第6回 オンディマンド授業「With コロナ時代における人間の「ちがい」と差別」ほか 第7〜9回 科学的人種主義 人種とジェンダー 第10回 課題論文に関する発表とディスカッション 第11〜14回 「システミック・レイシズム」とは? 人種主義に抗うために 第15回 フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy |
出席 ・提出物・討論、40% 発表 20%、学期末レポート40% |
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Course Requirements | 英語文献の基本的読解力 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 予習:毎週の課題論文を授業前に読んでおく。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 指定論文(コピー・PDFなど) | ||
References, etc. | 事前に受講予定者に配布する詳細なシラバスに記載 |