3131002Greek and Latin Classics (Special Lectures)

Numbering Code G-LET15 63131 LJ36 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.2
Instructor name KAWASHIMA SHIRO (Graduate School of Letters Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 古代ローマの詩人ホラーティウスの抒情詩『カルミナ』を精読する。ラテン語テクストの読解力を高めるとともに、ホラーティウスの詩作の工夫を読み解くことを目的とする。また関連する文献など受講者の関心に合わせて適宜講読する。
授業では、毎週担当を決めてテクストの精読をおこなう。その該当箇所についてコメンタリーなどを参考にしながら、履修者全員で議論する。
Course Goals ラテン語原典の読解力を身につける。
古代ローマの社会・文化を理解する。
作品の性質を理解し、作品の意図を考察できるようになる。
テクストの内容について議論する能力を養う。
Schedule and Contents ホラーティウスの『カルミナ』はラテン文学における抒情詩を代表する作品のひとつである。ギリシアから受け継いだ韻律を用い、巧みなラテン語の技法を駆使して編まれた作品を読解する。授業では毎回数歌ずつ読み進め、履修者相互で議論しながらラテン詩の理解を深める。したがって、議論の発展次第で進路は予定より早くまたは遅くなる可能性がある。前期の続きから読み始めるため、具体的な講読個所は最初の授業で指示する。

第1回:イントロダクション
第2回~13回:『カルミナ』精読
第14回:全体のまとめ
第15回:フィードバック
※フィードバックの方法については授業中に指示する。
Evaluation Methods and Policy 平常点で評価する。
Course Requirements ラテン語文法を修得していること。
Study outside of Class (preparation and review) 毎回の授業の前には、テクストや注釈を熟読すること。
また授業後には、授業中に出された議論を整理し、疑問点について解決をおこなうこと。
Textbooks Textbooks/References プリントを配布する。
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