8944015Media and Culture Studies

Numbering Code G-LET37 78944 SJ36 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.4
Instructor name SHIODE HIROYUKI (Graduate School of Letters Professor)
Outline and Purpose of the Course 日本近現代史の学術書を精読する。報告と討論を通じて、学術書の意義や論点の見つけ方を身につけ、あわせて世界史の一部としての日本近現代史に関する理解を深める。
さらに大学院生としては演習を通じて、学術論文における論証の仕方や、一つの主題で研究をまとめる道筋も学び取って欲しい。
Course Goals ・精読と報告・討論を通じて、学術書の意義や論点を捉えるための読解力・表現力を身につける。
・批判的読解を通じて、歴史研究における論証の技術を習得する。
・一つの主題のもとに、まとまりのある研究を構成・執筆する能力を養う。
・近現代の日本を世界史的視野から捉えられるようになる。
Schedule and Contents 日本の植民地統治について戦後との関係を問う研究を精読する。授業は参加者の報告と討論によって進行する(全15回)。

以下は候補文献の一部。変更・追加の可能性あり。
飯島渉『マラリアと帝国』東京大学出版会、2005年
高野麻子『指紋と近代』みすず書房、2016年
キース・L・カマチョ『戦禍を記念する』岩波書店、2016年
Evaluation Methods and Policy 報告(40%)と平常点(40%)、レポート(20%)によって評価する。正当な理由のない欠席は減点する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 報告者は文献を入念に読解して要点をつかみ、また論点の提起を行うこと。
報告者以外の参加者も必ず、文献を全て読了した上で、事前に質問や論点を提出すること。
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